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いわき産米で非常食開発 市-JAさくら-永谷園協定

6/6(火) 10:50配信

福島民報

 福島県いわき市とJA福島さくらいわき地区本部、非常食用のフリーズドライ製品の開発に取り組む同市のサンフレックス永谷園は近く、いわき産農産物を使用した防災非常食に関する協定を締結する。三者が連携し、いわき産ブランド米「いわきライキ」などを使用した「フリーズドライご飯」の開発や販売に取り組む。
 非常食に地元農産物を使うことで、六次化商品による地域ブランドの創出や風評払拭(ふっしょく)、農業振興につなげるのが狙い。フリーズドライご飯は、調理時間が短いのが特色で、水やお湯を使って3分から5分で調理できる。三者は生産量や味、パッケージの決定に向けて具体的に協議する。市は現在、避難所に指定されている学校や各支所にアルファ化米を備蓄しているが、新商品の開発に伴い、新たな災害時の非常食として備蓄する方針。
 サンフレックス永谷園は第2回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(略称・ふくしま産業賞)で特別賞を受賞している。永谷園の子会社としてレトルト、ふりかけ、生みそ汁などを生産し、東日本大震災以降は災害時備蓄用の非常食として有効なフリーズドライ製品の開発に力を入れる。
 昨年夏に初めていわきライキを使用した「フリーズドライご飯」を開発。ひまわり信用金庫が約7千食を発注したほか、東京都の城南信用金庫などが備蓄している。

福島民報社

最終更新:6/6(火) 11:18
福島民報