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ホークス・ジェンセン初の1軍昇格、即スタメンへ 広島・バティスタと2軍で本塁打キング争い中

6/6(火) 6:01配信

西日本スポーツ

 3年連続の交流戦最高勝率を目指す工藤ホークスに「バティスタ級」のニューパワーが加わる。新外国人選手のカイル・ジェンセン内野手(29)が6日のヤクルト戦(ヤフオクドーム)で来日初の1軍昇格を果たし、先発一塁で起用される見通し。4番内川が首の捻挫で出場選手登録を外れたため、強打の右打ちを補充した。10本塁打を放っているウエスタン・リーグでは、現在1軍でブレーク中の広島バティスタと激しいキング争いを繰り広げており、本拠地6連戦での打棒に期待がかかる。

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2戦連発中

 ポテンシャルは引けを取らない。初打席から2打席連続の代打本塁打を放った広島のバティスタに負けじと、チームの起爆剤となりそうな助っ人が1軍の舞台に上がってくる。新戦力のジェンセンが6日から1軍に初昇格。いきなりスタメンで起用されそうだ。

 分厚い戦力にはじき出される形で開幕を2軍で迎えたが、ファームで黙々と日本野球への適応を図ってきた。「自分のやるべきことは分かっている」と真摯(しんし)に白球と向き合い、先の日本ハムとの2軍交流試合(鎌ケ谷)では2戦連発。ウエスタン2位の10本塁打まで積み重ねた。

 ちなみに同1位は広島バティスタの14本。1軍デビューした3日のロッテ戦で代打本塁打を放つと、翌4日も代打本塁打の離れ業をやってのけたドミニカンだ。同じウエスタンで切磋琢磨(せっさたくま)してきたジェンセンも「日本の投手の球には慣れてきたよ」と自信を深めており、満を持しての昇格となる。

 2軍での出場39試合は、1試合だけ代打で、他は先発出場(一塁25、左翼1、指名打者12)だ。1軍首脳陣は「ファームでは代打の準備をさせていない」としており、起用はスタメンが基本線とみられる。6日のヤクルト戦は、デスパイネが指名打者で出場する可能性が高く、ジェンセンはスタメン一塁が濃厚だ。

 ヤクルト、阪神との2カードは、今季初の本拠地6連戦。地の利を生かし、腰を落ち着けて“普段着”の野球がやれる一方、内川の再登録は13日の巨人戦(東京ドーム)以降だけに、もうしばらくは本来の4番を欠いての戦いとなる。ここまで2カード連続勝ち越しの4勝2敗と上々のスタートを切ったとはいえ、交流戦首位のオリックスは6戦6勝と快走中。何よりリーグ戦首位楽天とのゲーム差「3・5」は交流戦突入前と変わっておらず、負けられない試合が続く。

 ヤクルトとの3連戦では、新外国人右腕のブキャナン、通算156勝左腕の石川、ルーキー左腕の中尾が先発予定。初戦はともかく、2戦目以降は左が続くことから、右打ちの層は厚くしておきたいところだった。デスパイネの有事に備えて、自分を見失うことなく黙々と力を磨いてきた男にようやく巡ってきたチャンス。打棒を爆発させるときが来た。「神ってる」は広島の専売特許ではない。

西日本スポーツ

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