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沖電線、透明性と耐熱性両立の新型FPC発売

6/6(火) 6:01配信

鉄鋼新聞

 沖電線は5日、透明性と耐熱性を両立した新型FPC(フレキシブルプリント基板)の発売を開始したと発表した。めっきメーカーの旭電化研究所やエレクトロニクス製品の開発や設計を行っている米DKNリサーチ社と共同開発した銅張り積層板を材料に採用。モニターやタッチパネルの用途で求められるニーズに応えるとともに、デザイン性を重視するウエラブル機器や医療機器などの分野へFPCの適用が可能になった。2017年度の販売目標は1億円以上となっている。

 モニターやタッチパネルに加え、熱ではんだを溶かしLEDなどの半導体素子を実装する電子機器ではFPCの透明性が求められている。FPCの基材には一般的に耐熱性の高いポリイミドフィルムが多く使用されるが、透明性に課題があった。
 沖電線ではポリイミドのフィルムと、回路のもとになる銅箔を接着剤を使わず張り合わせた特殊な銅張り積層板を共同開発。FPCの材料とすることで透明性と耐熱性を両立させ、課題を解決した。
 同社では「今後も多様化するニーズに対応した商品開発に積極的に取り組んでいく」としている。今回発売した新製品は、7日に東京ビッグサイトで開幕するJPCAショー2017に出展される。

最終更新:6/6(火) 6:01
鉄鋼新聞