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子どもは扱われたようになっていく!?[やる気を引き出すコーチング]

6/6(火) 12:01配信

ベネッセ 教育情報サイト

最近、大人向けに開講しているコーチング講座に、小学生や中学生が参加してくれます。以前は、「子どもをあずけるところが見つからなかったので、やむを得ず連れてきました」というケースが多かったのですが、最近は、「コーチングの勉強会があるけど、一緒に行く?」と親御さんがきくと、「行きたい!」と言って来るお子さんが見られるようになりました。

「ここに来ようと思った理由は何ですか?」と聞いてみると、「これこそが究極のコーチングなのでは!」という答えが返ってくることがあります。
「ママがコーチングの勉強に行くようになってから、ニコニコすることが多くなって、家でも『勉強しなさい!』と言わなくなって、すごく変わったので、私も行ってみたいなと思いました」と言うのです。親御さんの変化をよく見ているのですね。驚かされます。

子ども扱いしない

以前は、小学生がいると、私も非常に神経を使いながら講座を進めていました。「この話は理解できるのかな?」、「この言葉はもう習ったのかな?」、「この漢字は読めるのかな?」と折々に心配していましたが、今ではもう、まったく気にならなくなりました。小学生が混じっていても、大人向けの講座とまったく変わらない話し方、進め方でやっています。

というのは、小学生といえども、しっかりついてきてくれることがわかったからです。初対面の大人とペアを組んで、コーチングの演習にも取り組みます。もちろん、コーチ役として、大人をコーチングしますが、これがまったく遜色なくやれています。「今は相手の話を聴く番だ」と心得ると、口をはさまず、聴き手に徹します。つい、「こうしたら?」、「ああしたら?」と言いたくなる大人よりずっとコーチング上手です。

「今日は参加してみてどうでしたか?」と質問すると、「今、他の学年と運動会の練習をしていて、その時に、使えるかなと思いました」などと答えてくれます。「ちゃんと自分で応用することを考えているんだ!」と感動します。

大人対象にやっていますので、2時間休憩なしで行うこともありますが、集中力を切らすことなく、最後までついてきてくれます。終わってから、「休憩がなかったけど、疲れませんでしたか?」と聞いても、「ぜんぜん! あっという間でした」と答えます。

このような場面に、何度となく出合うと、私ももう「子どもだから」とは思わなくなりました。「小学生でもコーチになれる!」と確信します。中高生に対しては、さらに何の心配もしません。子ども扱いせず、一人の大人として接します。そのほうが、ずっと意欲的に参加してくれるのです。

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