ここから本文です

「のこぎり型家並み」旧枝梅酒造を保存、カフェに改修 佐賀市が補正予算案

6/6(火) 10:50配信

佐賀新聞

 佐賀市は長崎街道に位置し、歴史的な景観を持つ旧枝梅酒造(八戸町)の保存・整備を進める。道路に建物3棟が連なっている「のこぎり型家並み」の外観を保ったまま喫茶店や休憩所に改修し、観光振興へつなげる。事業費を盛り込んだ一般会計補正予算案を9日開会の6月議会に提出する。

 敷地面積2918平方メートルのうち、市が買い取った1072平方メートルを整備する。精米室と一時置き場には、観光客の休憩所やトイレなどを設ける。母屋は古民家を生かした喫茶店に改修し、長崎街道を周遊するレンタサイクルの貸し出し場所にも利用する計画。

 改修工事は、老朽化した建物の修復や耐震補強も行う。本年度中に工事完了予定で、2018年度をめどに一般公開を目指す。補正予算案として事業費1億1577万円を計上した。

 佐賀市都市デザイン課によると、旧枝梅酒造は18世紀末の江戸時代の建築物と推定される。酒造業は2011年に廃業している。

 同課は「長崎街道は城下町の町割りが残る歴史遺産。長崎街道を散策する拠点の一つになれば」と話す。

最終更新:6/6(火) 10:50
佐賀新聞