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アニメに国境はない!ヒジャブ・コスプレを楽しむイスラム教の女子たち

6/6(火) 11:04配信

BuzzFeed Japan

人前で顔と手以外肌を見せてはいけないという制限のなかで、ムスリム女性が頭髪を覆うのに使う布・ヒジャブを工夫し無制限に楽しむ「ヒジャブ・コスプレ」。

ヒジャブをまとった、28人の美しく魅力的な花嫁たち

近年マレーシア、インドネシア、シンガポールを中心とした地域の、日本アニメやマンガのオタクであるムスリム女子の間で流行っている。

日本でもレディビアードなどのプロデュースを手がける立花奈央子さんが「ムスリムのレイヤーもヒジャブを活用したヘアスタイリングが進化中っ」とTwitterに投稿し、話題を呼んだ。BuzzFeed Newsは、ヒジャブ・コスプレを楽しむイスラム教徒の女子3人に話を聞いた。【BuzzFeed Japan / 山光瑛美】

「コスプレは宗教関係なく誰でも楽しめるもの」

インドネシアに住むシンディ・ヤンティさん、24歳。2011年からヒジャブ・コスプレを始めた、裁縫師だ。

地元テレビ局のトークショー番組で紹介されるなど、ヒジャブ・コスプレをインドネシアに広めた貢献者の一人でもある。

「小さいころに日本のアニメをテレビで見て育ち、そのうち漫画にもはまり始めました。いつも、ヒロインに憧れていたんです」

1980年代以降、第一外国語の英語以外にも日本語の教育が人気なインドネシア。ヤンティさん自身も高校で日本語を学ぶ機会があり、その時に日本の文化に興味を持ち始めた。

「インドネシアでもコスプレがポップカルチャーとして広まり始めたことを知り、衣装を作るようになりました」

しかし、多くのムスリム女子が経験するように、ヤンティさんは自分の信仰とコスプレの間で葛藤を乗り越えなければいけなかった。

「イスラム教では、女性は髪を見せてもいけないし、カツラもつけてはいけないんです」

コスプレをしてみたいけど、そのためにはカツラをつけるか、ヒジャブを外さなければいけない--。

ヤンティさんは、そう悩んでいた時に「別にヒジャブを外さなくても、キャラの髪型にすればいいんじゃないか」と思いついた。

パーティー用のヒジャブの巻き方を調べ、自分がなりたいキャラクターのヘアデザインにどうやったら似せられるかを研究。衣装はすべて手作りだ。

ほかのムスリムの女子にも、少し工夫すればコスプレが楽しめることを伝えたく、ビデオや画像をSNSに投稿している。

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最終更新:6/6(火) 12:18
BuzzFeed Japan