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“家計の味方”もやしがピンチ 生産者を追い込む3重苦

6/6(火) 19:19配信

静岡放送(SBS)

 続いてはこちら。用途が多く、価格が手ごろな「主婦の味方」もやしです。実は、このもやし食卓から消えてしまうかもしれないというピンチを迎えているというんです。家計を助けてくれるその価格の安さが生産者をじわじわ苦しめています。
 全国にその名をとどろかせる浜松餃子に欠かせないのが付け合わせのもやしです。こちらの店では1日におよそ20キロもの「もやし」を使うといいます。その安さから飲食店でも家庭でも重宝される「もやし」。しかし、この「もやし」がピンチを迎えています。静岡市で60年以上続くもやしの生産・販売業者です。温度管理された暗い室内でもやしを育て、1日に出荷する量はおよそ6トンにも及びます。もやしの元となる種「緑豆」はほとんどが中国からの輸入に頼っています。この「緑豆」、中国の天候不良などの影響で価格が高騰しているのです。もやし生産者協会によりますと緑豆の価格は2005年に比べ、およそ3倍まで高騰。さらに従業員の人件費もおよそ20%上昇しました。一方で、特売に使われるもやしの価格は下落傾向です。2009年に全国で230社以上あった生産者は100社以上が廃業。県内でも最近10年で少なくとも4社が廃業に追い込まれました。現在、1袋20円から30円で売られることの多いもやし。現状を変えたいと訴えるもやし生産者協会は「せめて1袋40円で売って欲しい」とコメントしています。

静岡放送(SBS)

最終更新:6/6(火) 19:19
静岡放送(SBS)