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男も惚れる堂本剛の艶やかさ!『銀魂』での迫真のラスボスぶりは必見

6/6(火) 12:00配信

dmenu映画

時代劇とSFがミックスし、シリアスとギャグが二人三脚で走り抜ける特異な世界観で大人気の漫画『銀魂』。同作の実写映画版が7月14日より公開される。主人公の坂田銀時を筆頭に、強烈な個性を放つキャラクターたちを演じるのは、小栗旬に菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗に菜々緒、安田顕、そして中村勘九郎と主役級の俳優ばかり。中でもとりわけ注目なのが、堂本剛の存在だ。

【画像】『銀魂』出演の橋本環奈

そのオーラが、すべてを制する

『銀魂』の舞台となるのは、高層ビルが立ち並ぶパラレルワールドの江戸末期。空には宇宙船が飛び交い、宇宙からやって来た「天人(あまんと)」が台頭し、廃刀令が施行され、侍は隅に追いやられている。そんな時代に、ひとり侍魂を発揮する男、それが銀時だ。物語は基本的に彼の活躍を描くが、銀時を取り囲む面々のキャラがとにかく濃い。桂小太郎、平賀源外、近藤勲、土方十四郎、沖田総悟、岡田似蔵といった、どこかで聞いたことのあるような名前の登場人物たちの中に、高杉晋助という男がいる。高杉は、銀時と桂の幼馴染みという間柄なのだが、最終的にはラスボスとして、銀時の前に立ちはだかる。この高杉を演じるのが堂本剛なのだが、これが期待をはるかに超える鮮やかな存在感で、スクリーンを活気づかせている。これだけ豪華なキャストの中で最強の敵を演じるのは並大抵のことではないと思うが、堂本剛のオーラが半端なく素晴らしい。

思わず「ついていきます!」

高杉は剣の達人という設定なので、銀時とのラストバトルの凄まじさは言うまでもないが、その華麗な殺陣以上に、まなざしの強度と台詞まわしの説得力に唸らされる。詳細は伏せるが、高杉が現在していることは、銀時にとっては暴挙。かつて少年期を共にした仲間とは思えない悪行だ。だが、銀時との闘いの前に、高杉はさらりと言うのだ。彼なりの正義を。これが、震えるほどカッコいい。決して、熱っぽく語るわけではない。基本的には、ニヒルに啖呵を切るだけなのだが、思わず「ついていきます!」と声をあげたくなるほどのカリスマ性がある。あの硬質な色気は、女子ばかりでなく、間違いなく男をもとろけさせるだろう。堂本は、「男が惚れる男」を演じることができる役者なのだ。孤高のイメージを漂わせながらも、男たちがついていきたくなる男。それこそが、真のリーダーシップであることも、堂本はさらりと体現している。とにかく肩にまったく力が入っていないのに、言葉がじわじわ染み込んでくる。そんな芝居は、必見と言っていい。

その長いキャリアに反して、映画出演は極端に少ない堂本剛。こんな異色のオールスター活劇でも異彩を放つ演技力はホンモノだけに、今後どんどん映画にも進出してほしいと願うばかり。彼のクールな艶やかさは、大画面でより一層輝くはずだから。

(文/相田冬二@アドバンスワークス)

最終更新:6/9(金) 12:31
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