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ル・マン24時間レース公式テスト:ポルシェ「トヨタのスピードはとても印象的だった」

6/6(火) 12:23配信

motorsport.com 日本版

 2016年ル・マン24時間レースで悲劇的な敗北に伏してから1年、トヨタTS050Hybridの3台は、2017年ル・マン24時間レースの公式テストで上位を占めた。

6月14日(水)よりル・マン24時間レースのフリー走行1回目が行われる

 トップタイムを記録したのは、7号車トヨタの小林可夢偉であり、彼は午後のセッション序盤で3分18秒132をマークした。それは昨年ル・マン24時間レースのポールシッターであるニール・ジャニのタイムを1.6秒も上回るものだった。

 8号車トヨタのベストタイムはセバスチャン・ブエミが記録した3分19秒290で、9号車トヨタのホセ・マリア・ロペスが記録したタイムよりも約2秒ほど上回っている。

 一方のポルシェは、午前と午後の両セッションともに4-5番手に甘んじ、チームのベストタイムは、アール・バンバーが記録した3分21秒512だった。

 ポルシェLMP1チームの代表であるアンドレアス・ザイドルは、ポルシェが完全な予選シミュレーションを行なっていなかったことを明かしたが、小林やトヨタ各車のペースに対して、強い印象得たことを認めた。

「テストでは様々なプログラムを実施している」

「我々はレースのセットアップに集中し、予選シミュレーションはほぼ行わなかった」

「我々が望んでいただけの走行距離を稼ぐことができなかったものの、我々はタイヤの選択や摩耗に関するヒントを得ることができた」

「トヨタのスピードはとても印象的だった。今後、テスト初日で得たデータを分析し、マシンの性能を向上させるために役立てるつもりだ」

可夢偉「素晴らしいとは言えない」

 今回のテストで小林は、2015年に更新されたサルテ・サーキットのレコードタイム(ニール・ジャニ/ポルシェ919Hybrid/3分16秒887)から1.3秒差以内のタイムを記録している。

 小林は自身のラップタイムに対し”まだ素晴らしいとは言えない”と述べ、トラフィックがあろうとも、少なくともあと0.5秒はタイムアップできると語った。

「ラップタイムは素晴らしいとは言えませんでした」

「僕が走行していた時はトラフィックが多かったため、そこで0.5秒ほど失っていました」

「最高のラップじゃなかったのに、良いラップタイムを記録できた時は、本当にワクワクさせられます」

「僕はセッションスタート時、3~5ラップしてからアタックしました。もっとトラックが出来上がっている時に走れば、さらにラップタイムを伸ばせると思います。今後2週間で僕たちは改善することができそうです」