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悩みは他人に吐き出してもいい。本田圭佑がツイートした「自殺対策白書」に書いてあること

6/6(火) 17:23配信

BuzzFeed Japan

サッカー日本代表の本田圭佑選手が6月4日、若い世代の死因は「自殺」が最も多いと報じた記事を引用して「他人のせいにするな!」とTwitterに投稿した件について、「言葉足らずで本意が伝わらなかった」と真意を説明するコメントを公式サイトで発表した。では、本田選手が概要に触れた「自殺対策白書」には何が書かれているのか。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】

「他人のせいにするな!」に物議

発端となったツイートは5月30日、政府が公表した2017年版自殺対策白書の概要を報じた記事へのリンクを引用。その上で、「他人のせいにするな!政治のせいにするな!!生きてることに感謝し、両親に感謝しないといけない。今やってることが嫌ならやめればいいから。成功に囚われるな!成長に囚われろ」と書かれていた。

ツイートは6月6日現在までに1万回以上リツイートされ、「実際に自殺する人は『他人のせい、政治のせい』に出来なくて『自分のせい』にして自殺するんだと思う」「(親に)感謝したくてもできない人たちの『苦しみ」を理解して下さい」と指摘する声が上がるなど、波紋を呼んだ。

「命を絶つまで自分を追い込んではいけない」

反響を受け、本田選手は4日、公式サイトに「ツイッターでは言葉足らずで本意が伝わっていないのと、繊細な内容であるのに配慮に欠けた部分があると自覚し反省して、ここで想いを共有したいと思います」とコメントを発表。

自殺を考えて踏みとどまった親友とのエピソードに触れ、「メッセージとして伝えたかったのは『死なないでほしい』、『生きていればいつか良いことがある』、『良しとする基準は自分が作ればいい』、『出来ることを見つけて少しずつ進んでほしい』ということなんです」と説明した。

では、本田選手がツイートで触れた「2017年版自殺対策白書」には何が書かれているのか。

1. 15~39歳の死因第1位は「自殺」

人口動態統計によると、2016年の自殺者数は2万1897人と、5年連続で3万人を下回った。その一方、15~39歳の死因で最も多かったのは「自殺」だった。

日本の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)はフランス、ドイツ、アメリカなどの先進国と比べて高く、白書は「我が国における若い世代の自殺は深刻な状況にある」と警鐘を鳴らす。

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最終更新:6/6(火) 17:32
BuzzFeed Japan

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