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自宅ではスマホは「ホウチBOX」に 岡山・倉敷の高校生徒会が収納用に作る

6/6(火) 23:18配信

山陽新聞デジタル

 古城池高(岡山県倉敷市福田町古新田)の生徒会が、スマートフォンがすっぽり収まるユニークな紙製の箱「スマホウチBOX」を約千個作り、生徒と保護者に配布した。校内でのスマホ利用実態調査で生徒の長時間使用の傾向が明らかになり、学習の妨げになったり生活習慣が乱れたりしないようにと企画した。

 生徒会によると、BOXは「スマホ」「放置」「家(うち)」の三つの言葉を組み合わせて命名した。「自宅ではスマホを手放すとともに、家族とのコミュニケーションも大事にしてほしい」との願いを込めているという。

 A4判の紙を折って作ったふたのない直方体で高さ約4センチ、縦約15センチ、横約14センチ。内部には「21時以降はスマホをこの箱に入れる!」「この箱は自分の部屋には置かない!」といった約束事をプリントしたほか、自分たちで考えた啓発キャラクター「スマホウチくん」をあしらった。

 生徒会は中高生有志でスマホの適切な利用法を考える「OKAYAMAスマホサミット2017」(県教委、岡山市教委、山陽新聞社主催)に参加。校内でも啓発活動に取り組もうと3月に実態調査を行い、スマホの利用時間は平均で平日2時間半、休日3時間半に上り、休日は3時間以上の生徒が62・3%との結果が出た。

 BOXの作製は4、5月に一つ一つ手作業で行ったといい、生徒会の2年秋山美羽さん(16)、太田志乃さん(16)は「スマホの利用法を言葉で訴えるより、目に見える物がある方が伝わると思った。一人一人が自分の利用法を振り返るきっかけになれば」と話している。