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ムジェロ優勝のドビツィオーゾ。しかし“まだタイトルを争えるほどではない“と弱点を指摘

6/6(火) 18:11配信

motorsport.com 日本版

 ドゥカティのアンドレア・ドビツィオーゾは、先週末行われたムジェロGPでヤマハのマーベリック・ビニャーレスを抑え、自身3度目の優勝を飾った。

写真:ムジェロの表彰式。ドビィツオーゾは自身3度目の優勝を飾った

 しかし、ドビィツオーゾは、ドゥカティの弱点は未だ中速コーナーにあり、ホームレースで勝利したものの、その解決策が見つかっていないと考えている。

「毎週末、結果が変わってきている。僕たちにとってそれはポジティブだ」

「この結果は確かに今後に影響を与えると思うけど、僕たちはマシンの仕様を特別変えたわけでもなかった。だから”今僕たちは、チャンピオンシップのために戦うことができる”とは言えないと思う」

「僕はいつでも現実的だ。多くの人が僕をネガティブな人間だとか言うけれど、それでも僕は自分自身のことを現実的な人間だと思っている。現状、僕たちはいくつかのレースで速く走ることができるけど、全18レースにおいて万全を期しているとは言えない」

「誰もが終わったレースについて振り返るだろう」

 またドビツィオーゾは、次戦のバルセロナについて次のように語った。

「次はバルセロナだ。グリップがとても低く、アスファルトもあまり良くない別のトラックになる」

「昨年はかなり苦労したけど今年は戦えると思う。僕たちは現在、チャンピオンシップで2番手だし、さほど悪くないと思うんだ」

「でも、毎週末彼らと互角に渡り合って、シーズン終盤でチャンピオンシップのためにレースするとなると難しいだろう」

 昨シーズン、ドゥカティは2010年以来初めて、ドビツィオーゾと元チームメイトであるアンドレア・イアンノーネがそれぞれ勝利した。

 今シーズンのこれまででヤマハが3勝、ホンダ2勝、そして今回のムジェロでドゥカティが初優勝を遂げた。ドビツィオーゾは、レースを重ねていくほど、勢いを感じられると語った。

「技術的側面から様々なことを考えている」

「大抵の場合、ヤマハとホンダが優勝争いをしていたが、ムジェロで僕たちは初めて勝利のために戦うことができた」

「でも、みんなかなり近いところにいる。だからレースの終わりには小さなことが勝利の決定打になると思う」

「時にバイクの性能差が変わらないレースもあるかもしれない。それでも、ライダーの週末に向けた準備の仕方やトラックのレイアウト、その時の気分やクラッシュした場合のとっさの措置で、大きなギャップを作ることができると思う」

Mitchell Adam