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ドゥカティで初の首位走行も、8位フィニッシュのロレンソ「中速コーナーが弱点」

6/6(火) 18:45配信

motorsport.com 日本版

 ドゥカティのホルヘ・ロレンソは、イタリアGPの決勝を7番手からスタート。抜群の蹴り出しで1コーナーまでに3番手に浮上した。

写真:3位入賞したプレマック・ドゥカティのダニーロ・ペトルッチ

 そのままターン1のブレーキングでトップを狙ったロレンソは、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスを攻略。その勢いを保って、数コーナー後にトップのバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)までオーバーテイクした。これで、彼がヤマハからドゥカティに移って以来、初めてレースをリードしたことになる。

 しかし、ロレンソはその後のターン10でロッシに再び抜き返された。ロレンソは意地を見せ、3周目のターン1でロッシの前に出るも、再びターン10で再び抜き返されてしまった。そしてその後はトップ集団についていけなくなり、結局8位でレースを終えることとなった。

 彼はレース序盤、ヤマハ勢と比較してペースが勝っていた訳ではなく、アタックできたのは勇敢だったからだと語った。

「僕は彼ら(ヤマハ勢)よりも速くなかった」と、ロレンソはコメントした。

「トップスピードはかなり速かったし、僕はとても勇敢だった。だけど速かった訳ではない」

「最初のラップは1分48秒8だった。これはとても遅い。2ラップ目も1分48秒7で、ハイペースだった訳ではない。だけど間違いなく、僕は良いスタートを切ったし、ターン1では3番手だった」

「6速ギヤの最高速度は、他のバイクと比べて特に速かったので、ターン1にトップで入っていけた」

「昨日(予選日)のフリー走行4では、僕はペースが良いライダーの一人だったので、それと同じことをしようとしたんだが、ロッシがそれを許してくれなかった。彼は中速コーナーで僕を抜いたんだ」

中速コーナーが弱点

 結局ロレンソは、優勝したアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)から14.393秒遅れでチェッカーを受けた。また、プレマック・ドゥカティのダニーロ・ペトルッチも3位に入賞し、サテライトチームにも先行されてしまった。

 ロレンソは、中速コーナーが自分の弱点であることを明らかにしたが、以前行われたバルセロナテストでは手応えを感じており、次戦は期待できると語る。

「僕は中速コーナーで5~6回オーバーテイクされた」

「僕の弱点だ。中速コーナーで僕は遅くなってしまい、ギャップが生まれてしまう」

「2つ目の問題は、これまで様々なセッティングやライディングスタイルを試してみても、僕はバイクの強みを生かすことができないということだ」

「ほとんどのコーナーの出口で準備ができていないから、うまく立ち上がれない。それはコーナーの入り口で修正できるものじゃない。ハードブレーキをするドビ(ドビツィオーゾ)とペトルッチたちにとっては、うってつけのバイクなんだけどね」

「しかし、それはトラック特性によると思う。へレスやバルセロナでのテストでは、競争力を発揮することができた。バルセロナでは、もっとバイクに快適性を感じられると思う」

Mitchell Adam