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【ブラジル】住宅価格、3.5%の値下がりを期待

6/6(火) 4:53配信

サンパウロ新聞

 ブラジルの消費者達は2018年3月までに居住用不動産の平均価格が3.5%下がると考えている。経済調査院(Fipe)が不動産情報サイトのザップ(Zap Imoveis)とともに実施した調査で分かったとして伯メディアが5月23日付で伝えた。
 同調査では、17年第2四半期(4~6月)中の住宅取得を希望している人達全体の41%がもともとこの3カ月の間に住宅を購入する考えだったと答えたのに対し、他の44%は第1四半期(1~3月)中に買うつもりだったと回答した。また、38%の人達は投資のために、すなわち、賃貸もしくは転売を目的に住宅購入を希望しているということが分かった。
 経済調査院のエコノミスト、アリソン・オリベイラ氏は、今回の調査の結果は消費者のより慎重な姿勢を表していると捉えており、その慎重さの背景には、主にブラジル経済の後退シナリオと先行きへの楽観的見方を生み出す指標の欠如があるとみている。
 調査では、今年3月までの12カ月間に住宅を購入したと回答した人の63%が中古物件を買ったということが分かった。また、今年第2四半期中に購入したいと考えている人達の過半数、53%は、新築にするか中古にするか、いまだに決めていないということも分かった。
 住宅の価格については、今年第2四半期中の購入を計画している人達の29%はこの先12カ月間は安定した状態が続くとみており、他の28%は値下がりすると考えている。