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遊び?学び? その両方で! レゴで子どもの創造力磨く 那覇校に人気集まる

6/6(火) 9:00配信

沖縄タイムス

 レゴブロックを使って遊びながら創造的な思考力を育てる沖縄県内初の「レゴ®スクール」が4月、イオン那覇店にオープンした。運営を手がけるのは、県内学生を対象に国際的なビジネスリーダーの育成事業で実績のあるIT企業のレキサス(うるま市)。世界7カ国で6万人が学ぶカリキュラムを提供し、県内の幼少期から大学までの一貫した人材育成事業の柱の一つに育てる。開所直後から300件を超える問い合わせが寄せられている。(学芸部・座安あきの)

 3歳~小学5年生を対象にしたカリキュラムは年間20~40レッスン。用意された「遊び」の中には動物や人間の体が動く仕組み、乗り物や家電などの機械が動く原理、物がまっすぐ立つ理由やバランスを保つ構造など、数学や物理学の基礎概念を“体感”できる仕掛けが盛り込まれている。

 チームで取り組む課題や創作物を発表する場もあり、コミュニケーション力や表現力を身につけるねらいもある。

 5月末、3歳児のクラスを訪ねた。「ペットと野生の動物」がテーマ。インストラクターが自由な発想を引き出しながら、図鑑などを使って「ペット」と「野生」の違いに関心をもたせる工夫をし、子どもたちは犬や猫が暮らす場所をイメージしてレゴを組み立てたり、ワニやゾウのいる場所と区別した空間を作り上げたりして、楽しんでいた。

 息子の瑠歌(るうか)くん(4)を通わせている山口裕子さん(40)は「型を決めない自由な発想を認めているところが気にいった。大好きなレゴで創造力をもっと高めてほしい」と期待。栞士(かんし)くん(3)を連れてきた新崎奈々子さん(33)は「友だちと一緒に取り組むチームワークも学んでほしい」と話した。

 教室では市販品とは異なるスクール専用のレゴを使う。年齢が上がるにつれて、車輪や歯車、ギア、アクセルなどの部品を使い、重力やてこの原理などを実践しながら学ぶ。

 8歳のクラスからは、ロボット技術を使って新しいアイデアを形にし、デジタルのプログラミングを組み合わせてロボットの動きを思い通りに制御する技術も学ぶ。

 県外にあるスクールの卒業生の中には、デザインや設計関係の仕事、機械、ロボット工学を学ぶ道に進んだ学生も多いという。

 レキサス広報チームの安田陽さん(49)は、自身も4歳からレゴに親しむファンの一人。「自分で課題を見つけ、解決する力を身につけることが目的。世界共通のカリキュラムを通して、これからの時代に求められる力を沖縄の子どもたちにも身につけてほしい」と語った。

最終更新:6/7(水) 9:00
沖縄タイムス