ここから本文です

改めて振り返る『プロ初打席初本塁打』の歴史

6/6(火) 13:00配信

ベースボールキング

史上60人目&史上24人目&史上15人目

 広島の“秘密兵器”が大仕事をやってのけた。

 サビエル・バティスタは3日、本拠地で行われたロッテ戦に代打で途中出場すると、そのプロ初打席で右中間スタンドへ叩き込む豪快な逆転2ラン。プロ野球史上60人目の初打席初本塁打をマークし、ホームのファンからの大歓迎を受けた。

 ちなみに、外国籍選手の初打席弾は史上24人目のこと。初打席“代打”本塁打となると史上15人目の快挙であった。

 1打席で歴史に名を刻んだバティスタだが、圧巻だったのはその翌日の試合だ。この日も代打で登場すると、ファンからの高まる期待に応えるレフトスタンドへのダメ押し弾。2試合連続・2打席連続の本塁打を記録したのだ。

 プロ初打席からの2打席連続代打本塁打は、1984年の村上信一(阪急)以来で史上2人目。セ・リーグでは初めてという偉業を成し遂げ、一躍時の人となっている。

ド派手なデビューも、その後は苦労しがち…?

 プロの第一歩目が本塁打。これ以上ない幸先良いスタートであるが、実はそれ以降の歩みが厳しいものになる選手も多い。バティスタも含めて60人が達成している記録であるが、この中で名球会入りを果たしているのは“3人”だけなのだ。

 まずは1960年に史上4人目の初打席初本塁打を達成した高木守道。後に中日のレジェンドとなり、監督も務めた人物であるが、この人は代走でプロ初出場を果たし、その後回ってきた打席で本塁打を放っている。

 2人目は少し間隔が空いて、巨人の駒田徳広。高木の初打席弾から23年後の1983年にこの記録を達成した。

 何と言っても、駒田のプロ初打席弾はグランドスラムというオマケ付き。初打席満塁本塁打は史上初のことで、その後も1995年にミッチェル(ダイエー)が成し遂げたきり2人しか達成者がいない大記録となっている。

 そして最後、3人目は稲葉篤紀。プロ1年目の1995年、6月にデビュー戦で初打席初本塁打をマークすると、そのまま67試合に出場。規定打席には到達していないが、打率.307に出塁率.390という好成績を残した。

1/2ページ

スポーツナビ 野球情報