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指揮者の矢澤さんが指導 歌劇カルメン

6/6(火) 16:46配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市で8月にあるオペラ「カルメン」に出演する地元住民の合唱団「田辺オペラシンガース」の練習に5日、本番で指揮を務める矢澤定明さん(52)=東京都文京区=が初めて参加した。開演に向けて練習は本格化。矢澤さんは、各場面の状況や登場人物の心境を説明しながら、歌い方を指導した。

 「カルメン」はビゼー作曲によるフランス語のオペラ。田辺市あけぼの出身のバリトン歌手で、国立音楽大学講師の須藤慎吾さん(44)=東京都世田谷区=が演出とエスカミーリョ役(闘牛士)を務めるほか、フィオーレ・オペラ管弦楽団とフィオーレ・オペラ合唱団が出演する。カルメン田辺公演実行委員会と市教育委員会が主催。紀伊民報など後援。

 矢澤さんは、全国の文化事業で音楽監督を務めるなど国内や世界的にも活躍するプロの指揮者。愛知県立芸術大学(愛知県長久手市)で非常勤講師として声楽やオーケストラの指導にも当たっている。

 民衆役や兵隊役として参加する田辺オペラシンガースは、今回の公演に向けて1月に地元住民で結成。メンバーは男性21人、女性36人、子ども18人で、本番に向けて毎週練習に励んでいる。

 この日の練習は田辺市新屋敷町の紀南文化会館であり、合唱団は子どもと大人に分かれて歌った。

 大人はソプラノ、アルト、テノール、ベースのパートごとに音程を確認した後、全員で矢澤さんが振るタクトに合わせて歌声を重ねた。

最終更新:6/6(火) 16:46
紀伊民報