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姫ひじきの釜ゆで始まる 串本町

6/6(火) 16:45配信

紀伊民報

 太くて柔らかく、粘りがあるのが特徴の「姫ひじき」の釜ゆで作業が始まった。和歌山県串本町姫の姫ひじき生産組合(堀喜代子組合長、23人)が、毎日約60キロのヒジキをゆでて、天日干しさせている。今シーズンは乾燥状態で例年並みの約4・6トンのヒジキを、10月ごろまで釜ゆでし、加工して出荷する。

 和歌山東漁協西向支所姫ひじき採捕組合が3月下旬から4月下旬までに水揚げし、乾燥させたヒジキを、生産組合が買い取っている。今年は例年より生育が半月ほど遅く、収穫や加工の時期をずらしている。

 釜ゆでは組合員が毎日3人で作業している。直径約1メートル、深さ約1メートルの鉄釜で沸かした湯の中にヒジキを入れ、ひっくり返しながら3時間ほど炊く。ヒジキを取り出して水を切って、翌朝から天日干しする。数日分がたまると、組合員でヒジキの長さをそろえ、袋詰めや箱詰め作業をする。

 出荷先は大半が県内のスーパーマーケットなど。個人客からの注文も増えてきているという。

最終更新:6/6(火) 16:45
紀伊民報