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病院の「顔」装い新た、金沢医科大 リハビリセンター拡充、7月18日に利用開始

6/6(火) 1:47配信

北國新聞社

 金沢医科大病院(内灘町)で、総合案内・受け付けや外来部門などが入る病院中央棟が完成した。リハビリテーションセンターは、全国の大学病院で有数の規模に拡充した。7日に竣工式(しゅんこうしき)を行い、7月18日から利用を開始する。中央棟は1974(昭和49)年の開院以来、ランドマークとして親しまれた本館の跡地に建てられ、病院の新たな「顔」になるよう高さ25メートル、幅70メートルの全面ガラス張りの外観を採用した。

 中央棟は、鉄骨造り・一部鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上4階、地下2階建てで、延べ床面積1万9600平方メートルとなった。1階エントランスから3階まで、吹き抜けにし、3、4階からは河北潟や白山、立山連峰を一望できる。

 リハビリセンターは3階に入り、約900平方メートルで医学教育棟にある現行のセンターより3割近く広く、医師や理学療法士ら約60人体制で対応する。引き戸や風呂など住宅をイメージした設備をそろえ、優れた眺望の中、患者が気持ちよくリハビリに臨めるようにした。

 1階には待合スペースのほか売店やカフェなどが入り、正面玄関前まで北陸鉄道の路線バスが乗り入れる。2階には、高齢医学科の専門外来から独立した「認知症センター」などの外来を配置し、がん患者が利用できるサロンも設ける。4階には定員約550人の講堂があり、学術集会などに活用する。

 金沢医科大病院は中央棟の完成に伴い、7月18日から建物の名称を変える。病院新館は「病院1号棟」、病院第二新館は「病院2号棟」、病院別館は「病院3号棟」とする。

 金沢医科大は2012年の開学40周年事業で、キャンパスや病院の再整備を進め、11年に解剖実習などを行うアナトミーセンター、12年に臨床研修医宿舎、14年に医学教育棟を整備した。中央棟の完成で病院周辺の整備は完了し、今後は22年の開学50周年に向けてキャンパスを整備する。

 北山道彦病院長は「高度先端医療と、地域密着の医療の双方をさらに推進する。職員は心機一転、元気よく業務に励みたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6/6(火) 1:47
北國新聞社