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米大統領、英テロ巡りロンドン市長を再「口撃」-「哀れな言い訳」

6/6(火) 8:43配信

Bloomberg

トランプ米大統領は5日、英ロンドンのテロ事件を巡りロンドン市長をツイッターで再度批判した。米国にとって最も親しい同盟国の一つである英国との外交関係に支障を来す可能性が出てきた。

トランプ大統領はまず4日朝のツイッター投稿で、「テロ事件で少なくとも7人が死亡、48人が負傷したが、ロンドン市長は『恐れる理由はない』と言っている」と、イスラム教徒のカーン市長を批判。しかし、同市長はテロを受けてロンドン市内に武装警官が増えることについて語っていた。トランプ大統領の「口撃」は5日も続き、「『恐れる理由はない』との文言について考えを巡らさざるを得なくなったカーン・ロンドン市長の哀れな言い訳」だとした上で、主流メディアは「これを喧伝(けんでん)しようと懸命だ」と述べた。

メイ英首相はトランプ大統領の2番目のツイート前に、ロンドン中心部での会見で、「カーン市長は良い働きをしている」とし、「これ以外のことを言うのは不当だ」と語った。

サンダース米大統領副報道官は5日、トランプ大統領は「ロンドン市長にけんかを売る」つもりはなく、「われわれは国家安全保障にもっとコミットすべきだ」と主張しようとしたものだと説明。同副報道官は、大統領がカーン市長の発言の一部を前後の脈略を考慮せずに取り上げたのではないかとの見方も否定したが、その根拠は示さなかった。

原題:Trump Risks Row With U.K. Over Tweet Mocking London Mayor (2)(抜粋)

Robert Hutton, Svenja O'Donnell

最終更新:6/6(火) 8:43
Bloomberg