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米アップル、英国のテロ攻撃捜査に協力した-クックCEO

6/6(火) 11:58配信

Bloomberg

米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は5日、テロ攻撃を捜査する英当局者に同社が協力していると述べた。また、トランプ米大統領が先週表明した地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」からの離脱については失望感をあらためて示した。

クック氏はブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで、「法執行のみでなく、テロ攻撃の一部に関してもわれわれは英政府に協力している。詳細については話せない」と述べた上で、「われわれが情報を持ち、当局のプロセスが合法なら、それを単に渡すだけではなく、非常に迅速に提供する」と語った。

英国では3カ月足らずで3回のテロ事件が発生しており、テクノロジー企業には過激派に製品やサービスを利用されないよう求める圧力が強まっている。クック氏はどのテロ事件が同社の協力につながったのか具体的には説明しなかった。アップルの高いプライバシー基準と厳格な暗号化技術は、司法当局から批判されており、同社は昨年、この問題を巡って米連邦捜査局(F BI)と法廷で争った経緯がある。

クックCEOはまた、トランプ大統領に助言する委員会に参加しない理由は、これらグループが「非常に生産的」とは思わないためだとコメント。トランプ氏が表明したパリ協定からの離脱については、「誤った判断だ。米国の最善の利益に合致しない」と指摘した上で、同協定など自身や米国にとって重要な問題に関しては大統領への助言を続ける考えも示した。

原題:Apple Helped U.K. Investigate Terrorist Attacks, CEO Says (1)(抜粋)

Alex Webb, Emily Chang

最終更新:6/6(火) 11:58
Bloomberg