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カタール航空が最大の被害者に-中東4カ国による外交関係断絶で

6/6(火) 19:40配信

Bloomberg

サウジアラビアとバーレーン、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)の4カ国によるカタールとの外交関係断絶で、最も打撃を受けるのは同国の国営航空会社であるカタール航空となりそうだ。ドバイとアブダビを拠点とする競合会社も影響を免れそうにない。

世界のフライト情報をまとめるOAGワールドワイドによると、カタールと4カ国を結ぶおよそ76便が運休となる公算が大きい。このうち52便をカタール航空が占める。フロスト&サリバンの航空アナリストらの試算では、同航空の売上高の約30%が影響を受けそうだ。

サウジは5日、カタール航空の乗り入れを即日禁止し、領空通過も6日から禁じた。エジプトとバーレーンも領空通過を拒むと表明したが、UAEは引き続き許可することを示唆している。同航空にとって領空通過の禁止はいっそう問題のある事態を招きそうで、遠回りを余儀なくされることでコストが膨らむほか、一部路線は停止せざるを得なくなる可能性がある。

カタール航空はサウジ便の運休を明らかにしたものの、これ以上のコメントは避けた。

原題:Qatar Airways to Be Biggest Victim in Gulf Diplomatic Breakdown(抜粋)

Deena Kamel

最終更新:6/6(火) 19:40
Bloomberg