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米大統領訪英、ロンドン市長や野党党首から異論-外相は撤回否定

6/6(火) 19:46配信

Bloomberg

トランプ米大統領がロンドンでのテロを巡りカーン市長を批判したことで、年内に予定されている同大統領の公式訪英に異論が噴出している。自由民主党のファロン党首は訪英要請を取り消すべきだと発言。一方、ジョンソン英外相は、撤回の理由はないと述べた。

ジョンソン外相はBBCラジオ4に「訪問は正式に要請し、受け入れられた。撤回する理由は見当たらない」と語った。

トランプ米大統領はテロの数時間後に、市民を安心させようとしたカーン市長の発言を批判。同大統領の批判は、テロを受けてロンドン市内に武装警官が増えるものの警戒する必要はないとの市長発言の一部を切り取り、文脈を取り違えたものだったが、この反論を受けると「哀れな言い訳」だと切り捨てた。

前ロンドン市長でもあるジョンソン外相は、市民を安心させようとしたカーン市長は「完全に正しい」と述べた。メイ首相も5日、カーン市長は「良い仕事をしている」とし、トランプ大統領も含め、そうではないと発言する人々は間違っていると論じた。

メイ首相はトランプ大統領が年内に英国を公式訪問すると述べたが、日程は発表されていない。

カーン市長は5日、トランプ米大統領の政策を理由に訪英中止を呼びかけたが、同大統領のツイートには反応していない。

6日午前にはITVに「トランプ大統領とけんかをしているわけではない」とした上で、同大統領と「踊る気はない。ほかにすることがある。3日から今まで、私の最優先はひどい事件を受けた事後対策に注がれている」と語った。

原題:Johnson Sees No Reason for U.K. to Revoke Trump Invitation (1)(抜粋)

カーン市長のコメントを追加します.

Svenja O'Donnell

最終更新:6/6(火) 21:33
Bloomberg