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モール出店の語られないデメリット、経験者にはわかる時間の大切さ

6/7(水) 7:06配信

Web担当者Forum

心得其の506

 

お詫びして訂正

学生時代に反省文しか書いたことがなかった身ながら、文章を書いてお金を貰えるようになったのは、著書『楽天市場がなくなる日』を上梓してからのことです。

ユーザーのネットリテラシーの向上と、検索精度の高まりによって自在に好みの商品を探せるようになり、ショッピングモールが不要になるという予言でした。百年後はともかく、現時点では外れており「ゴメンナサイ」とお詫びしておきます。

とはいえ、今でもモールへの出店に懐疑的な立場です。そこには構造的な課題があり、ド素人はもちろん、「片手間」や「あわよくば」といった甘い目論見なら、デメリットのほうが大きいと考えるのは経験が裏打ちします。

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ネットショップを始めるなら、まず楽天とヤフーに出店しないと
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モール出店にはメリットもあります。ただし、それは道具を使いこなせるかどうかにかかっています。今回お届けするのは、片手間でモール出店したときの経験談です。

 

いらないオプションサービス

あるとき、とある店舗オーナーから余剰在庫の処分を相談され、Yahoo!ショッピングに出品しました。ネットリテラシーという言葉も虚しいほどのクライアントで、売れればラッキーという程度の持ち込みです。加えて業界の慣習的に、その店の名前では出品できないブランド商材ということもあり、弊社が「代理店」として片手間に出品します。予想通り売れはしません。

売れないことは想定内ながら、出店から3日とたたず、モールで公開している事務所の電話が鳴り響きます。

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よりよいサイト作りの提案をいたします
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売り込みの電話です。1回、2回ではありません。翌日には「売れるためのアドバイスをする」との電話が入り、しばらくすると、店舗の連絡先として公開したアドレス宛てに、さまざまなネットショップツールの売り込みや、別のショッピングモールから出店のお誘いがくる始末。

特に電話での勧誘は、そのつど仕事の手を強制的に止められてしまい一種の業務妨害。お客からの問い合わせの可能性があるため無視するわけにもいかず、締め切り間際の原稿を抱えているときには、怒りを覚えるほどです。

 

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最終更新:6/7(水) 7:06
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