ここから本文です

【シンガポール】企業景況感、2四半期連続で改善

6/7(水) 11:30配信

NNA

 シンガポールで企業景況感の改善が続いている。シンガポール商業信用調査所(SCCB)が6日発表した2017年7~9月期の景況感指数(BOI)はプラス3.58となり、4~6月期のプラス2.66から上昇した。上昇は2四半期連続となる。ストレーツ・タイムズ(電子版)などが伝えた。
 SCCBは四半期ごとにシンガポールの主要産業の企業200社を対象に、売上高、純利益、販売価格、新規受注、在庫、雇用の6項目について、次の四半期の見通しを調査している。BOIは楽観的な見通しを示した回答者の比率から、悲観的な回答者の比率を差し引いて算出。プラスは楽観的見方が上回っていることを示す。
 16年7~9月期の景況感指数はプラス1.11だった。17年7~9月期はこれを2.5ポイント近く上回った。
 業種別では、運輸が6項目全てでプラスとなり、最も楽観的だった。一方、金融は全ての項目がマイナス。建設もプラスの項目が2つしかなかった。
 SCCBの親会社である米系信用調査会社ダン・アンド・ブラッドストリート(D&B)・シンガポールのオードリー・チア最高経営責任者(CEO)は「国内企業の景気見通しは、世界経済の下振れリスクにもかかわらず、引き続き比較的堅調だ」と指摘。その上で「(世界経済の先行きが不透明な中)企業は新たな収入源の創出や従業員のスキル向上への投資などにより、経済構造の変化に長期的に対応できるよう準備していくことが必要だ」と述べている。

最終更新:6/7(水) 11:30
NNA