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【インドネシア】青森リンゴを4トン輸出、ラマダン贈答用に

6/7(水) 11:30配信

NNA

 日本産農産物の輸出事業を手掛ける日本農業インコーポレイテッド(東京都品川区)は6日、インドネシア向けに青森県産リンゴを輸出したと発表した。まずはマーケティングも兼ねて断食月(ラマダン)の贈答用として約4トンを出荷した。6月中旬から高級スーパーで販売する。ラマダン期の消費者の購買行動もテストする。
 5日に出荷したリンゴは、青研(弘前市)の「有袋ふじ」、「むつ」、「王林」など大玉サイズを中心とした5品種で、一玉500~800円での販売を予定している。いずれも昨年11月に収穫された。鮮度維持を向上させる「スマートフレッシュ処理」を施し、長距離輸送で受ける負荷を低減させた。
 2016年に青森県からインドネシアへ輸出されたリンゴは、約33トンで輸出量全体の0.1%にすぎない。日本農業インコーポレイテッドの内藤祥平社長は「来季はクリスマス、新年、華僑向けの旧正月といった贈答用」として日本産リンゴの認知向上に注力する方針だとコメントした。17年冬収穫のリンゴから、毎月、定期的な輸出を行う計画で、アッパーミドル層へ小玉サイズを輸出する。
 来季からは他にマレーシア、フィリピンにも輸出を開始する。将来的にはシンガポールやベトナム、中東などにも展開する予定だ。タイでは今年3月から、独自のリンゴブランド「Doscoy」を発売している。
 日本農業インコーポレイテッドは16年11月設立。日本産農産物の輸出促進に向けて、生産や物流、販売の支援事業を展開している。

最終更新:6/7(水) 11:30
NNA