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〔草津白根山〕丸3年ぶりに噴火警戒レベル1へ引下げ(6/7)

6/7(水) 14:30配信

レスキューナウニュース

2014年6月、火山活動が活発化しているとして噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げられていた群馬県の草津白根山について、気象庁地震火山部は、今年に入り火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなったとして、7日14:00、丸3年ぶりに噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)に引下げる噴火予報を発表しました。

なお、湯釜火口及び水釜火口周辺の熱活動の高まった状態は継続していて、引き続き湯釜火口から概ね500mの範囲に影響を及ぼすごく小規模な火山灰等の噴出の可能性があるほか、ところどころで火山ガスの噴出がみられることから、周辺の窪地や谷地形などでは高濃度の火山ガスが滞留することがあるとして注意を呼びかけるととともに、地元自治体等が行う立入規制等に留意するよう呼びかけています。

◆用語解説「噴火警戒レベル」
・火山活動の状況に応じて警戒が必要な範囲や、とるべき防災対応を5段階に区分して発表する指標で、避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規制等。

◆草津白根山:最近の火山活動の状況
<2007年>
・12月 1日 噴火予報開始 噴火警戒レベル1

<2008年>
・7月以降、湯釜火口内の北壁に局所的な高温部分が確認され、水釜火口の北側斜面で新たな噴気も確認されるなど、熱活動の高まった状態に

<2009年>
・ 4月10日 山頂火口から概ね500mの範囲に影響を及ぼすごく小規模な火山灰等の噴出の可能性と発表 噴火警戒レベル1は継続

<2014年>
・3月以降、湯釜付近及びその南側を震源とする火山性地震が増加し、地殻変動観測で湯釜付近の膨張を示す変動を確認
・5月以降、湯釜近傍地下の温度上昇を示すと考えられる全磁力変化を確認

・ 6月 3日 火山活動が活発化しており、今後、小規模な噴火が発生する可能性があるとして、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げ

<2015年>
・ 2月23日 02:00頃から湯釜付近を震源とする火山性地震が急増 1日当たりの火山性地震の回数が50回を超えたのは、前年8月5日以来。

<2017年>
・ 6月 7日14:00 噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)引下げ

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