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冗談抜きで速えぞ!鯖江の伝説「快速4兄弟」って何者だ? 長男は百歳「いつが本当の最後になるのやら」

6/10(土) 7:00配信

withnews

 100歳の長男を筆頭とした「快速4兄弟」と呼ばれる人たちが、眼鏡で有名な福井県鯖江市にいるらしい。福井に来てから、そんなうわさを聞くことがありました。快速って? 調べてみると、4人で計375歳のおじいちゃん兄弟が60メートル走でレースをするとか。しかも走り切るだけでなく、かなり良い勝負をするという…。本当なのでしょうか。半信半疑で、実際に6月にあったレースを見に行ってきました。(朝日新聞福井総局・影山遼)

【動画】「冗談抜きで速え!」疾走する「快速4兄弟」 「1人でも欠けたら寂しい」

平均年齢は軽く93歳超え!

 うわさの4兄弟が現れるのは年1回。鯖江市の河和田地区という漆器の産地で開かれる体育大会に合わせて出てくるそうです。

 「快足4兄弟」の長男は大森良一さんといい、御年100歳。次男の栄一さん(97)、四男の白崎栄さん(90)、五男の大森良作さん(88)と続きます。三男はだいぶ昔に亡くなったといいます。仲良し兄弟は、今でも月に1回は集まって、それぞれ好き勝手なことを話すそうです。

多彩なおじいちゃんたち

 4人が走るのは体育大会の昼休み。特別レースという名目で観客全員の注目を集めそうです。早速、四男と五男が会場入りしました。五男・良作さんは唯一の80代だけあって若く、白いジャージーが良く似合います。元陸上選手で、昔は100メートルを11秒台で走ったと豪語します。市無形民俗文化財の「やんしき踊り」の指導もずっと続けており、その体力は計り知れません。

 正直、この4人はすごいです。長男・良一さんは社交ダンスを約50年間続けてきて、今でも月に2回ほど教えています。次男・栄一さんはマスターズ陸上の男子砲丸投げの95~99歳クラスで、日本記録を持っています。四男・栄さんは尺八の師範であり、それに加えて15年ほど前からマジックを始めたといいます。走るのは3番目の趣味に過ぎないということです。

推しメンは次男・栄一さん

 記者の1番の「推しメン」は次男・栄一さん。毎日100回の腕立て伏せを欠かさず、レース前の準備運動も念入りです。人生の大先輩に失礼ですが、ちょこまかと動く姿を愛らしく感じてしまいます。

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最終更新:6/10(土) 7:00
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