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【ベトナム】ホンダ、17年度も二輪10モデル投入へ

6/7(水) 11:30配信

NNA

 ホンダ・ベトナム(HVN)は、2017年度(17年4月~18年3月)も前年度に続き、二輪車10モデルを新たに投入する計画だ。大型バイク市場にも参入する。5日にハノイで開いた16年度(16年4月~17年3月)の業績と17年度の事業計画に関する記者報告会で明らかにした。
 17年度に投入を計画する二輪車10モデルのうち、フルモデルチェンジしたハンドクラッチ型(スポーツバイク)「MSX125」とスクーター「リード125」は、先月初めにホーチミン市で開かれた二輪車展示会で披露した。MSX125は既に販売されており、リード125は8月の販売開始を予定する。
 桑原俊雄社長は、大型バイク市場にも参入する計画について言及し、「ホーチミン市の二輪車展示会で複数のモデルを展示した。具体的にどのモデルを投入するかは、顧客の反応を見ながら検討していく」と説明した。また、ハノイとホーチミン市で渋滞や大気汚染の緩和、交通事故の防止を目的に二輪車の乗り入れ制限が検討されていることについて、「現実的に考えて、二輪車の代わりになるほどの公共交通機関はない。問題を考慮しながら、二輪車と社会が共存できる方法をベトナム政府と共に考えていきたい」と述べた。
 17年度には、ベトナム国内で生産する二輪車完成車(CBU)の輸出台数を前年比12%増の14万7,000台に引き上げる計画だ。
 16年度の販売台数は同7%増の217万台で、過去最高を記録。ベトナム市場全体の販売台数は8%増の314万台で、シェア69.3%を確保した。スクーターでは「ビジョン」が40万台、カブでは「ウエーブ・アルファ」が35万台に上った。同年度には、初の国産ハンドクラッチ型「ウイナー150」をはじめとする10モデルを投入。一方、17年1月に欧州排ガス基準「ユーロ3」が導入されたことを受けて、これに適合しないカブ「ドリーム」の生産を停止した。販売代理店は43店開設して、743店に到達。また、整備専門のサービスファクトリーも2カ所増やし35カ所に拡大した。同年度のCBU輸出台数は前年比2%増の13万1,000台、関連部品も含む輸出額は2億9,900万米ドル(約328億円)に上った。
 ■四輪販売台数、1.2万台で過去最高
 HVNの16年度の四輪車販売台数は前年比44%増の1万2,227台で、過去最高を記録した。同年度の市場全体の販売台数は30万台超。このうち乗用車は同34%増の18万7,000台余りで、HVNが伸びで10ポイント上回った。ベトナムで生産する主力車種のセダン「シティ」とスポーツ多目的車(SUV)「CR―V」の販売が堅調な伸びを示し、セダン「アコード」とミニバン「オデッセイ」も人気を集めた。また、17年1月には、タイから輸入するセダン「シビック」の10代目モデルを発売。ディーラーを3カ所に新設し、計17カ所に拡大した。17年度も引き続き新型モデルの投入とディーラー網拡大により、前年度以上の販売を目指す。
 このほか、16年度にはCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、洪水で被災した地域の支援に約15億ドン(6万6,000米ドル)を寄付した。交通安全指導の対象者は前年の2.5倍に相当する375万人余りに拡大。17年度には380万人超に増やす計画だ。

最終更新:7/7(金) 14:15
NNA