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再審根拠の鑑定法否定 大学教授が最終報告 袴田さん即時抗告審

6/7(水) 7:48配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(81)の即時抗告審で、東京高裁から委託を受け、地裁決定の根拠となった弁護側DNA型鑑定が再現可能かを検証していた大阪医科大の鈴木広一教授が、手法の有効性を否定する最終報告書をまとめ、高裁に提出したことが6日、分かった。

 弁護側鑑定は、筑波大の本田克也教授が実施した。確定判決が犯人の着衣と認定した5点の衣類に付着した血痕のDNA型が「袴田さんと一致しない」と結論付けた。

 これに対し、鈴木教授は2月に出した中間報告書で、弁護側鑑定が血液細胞を集めるために用いた「抗Hレクチン」という試薬にはDNAそのものを分解する酵素が含まれていて、「検査に使用することは禁忌だ」などと指摘。関係者によると、最終報告書も同様の内容という。

静岡新聞社