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【フィリピン】首都―クラーク通勤線、24年に全線開通

6/7(水) 11:30配信

NNA

 フィリピン政府は、首都マニラとパンパンガ州の複合都市「クラーク・グリーン・シティー(CGC)」を結ぶ約107キロメートルの通勤鉄道路線を、2024年までに全線開通させたい考えだ。円借款での建設が決まっているマニラ市トゥトゥバン―ブラカン州マロロスに加え、マロロス―CGCの約70キロについても総額2,114億2,000万ペソ(約4,700億円)の円借款を要請しているもようだ。
 地元紙インクワイラーが入手した資料によると、フィリピン政府はマロロス―CGCの工事を2期に分けて進めることを検討している。第1期はマロロス―クラーク国際空港の約50.5キロ。19年第2四半期(4~6月)に着工し、22年第2四半期の完工を目指す。第2期はクラーク国際空港とCGCを結ぶ約19キロで、22年から24年にかけて建設する。
 通勤線の計画では、日本政府が出資する官民ファンド「海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)」が、マニラとクラーク国際空港を結ぶ区間を対象に、昨年から今年にかけて事業化調査(FS)を実施した。調査結果は3月末にフィリピン政府に提出した。
 このうち南側に相当するマロロス―マニラ市トゥトゥバンの約38キロの区間は、国際協力機構(JICA)が2,419億9,100万円を上限として円借款を供与することが決まっている。当初は18年初めの着工を見込んでいたが、計画はずれ込んでいる。フィリピン政府は現在、19年上半期(1~6月)に着工し、21~22年の開通を目標に掲げている。

最終更新:6/7(水) 11:30
NNA