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梅宮辰夫、悲痛「お前の方が先に逝っちまったな」 松方弘樹さん偲ぶ会で別れの言葉

6/7(水) 5:59配信

デイリースポーツ

 1月21日に脳リンパ腫のため74歳で亡くなった俳優・松方弘樹さんを追悼する「松方弘樹さんを偲ぶ会」が6日、都内のホテルで開かれた。会場には親友の俳優・梅宮辰夫(79)、松方さんをバラエティーの世界に導いた北野武監督ことビートたけし(70)ら発起人をはじめ、友人、関係者ら825人が訪れ、松方さんとの別れを惜しんだ。

【写真】松方さんと梅宮、ギャング姿でツーショット

 「さみしい…」。発起人として、親友・松方さんを送る形となった梅宮は、遺影の前で絞り出すようにつぶやいた。

 同じ東映所属の俳優として知り合い、付き合いは60年近くにもなる。趣味の釣りを、プライベートでも、テレビ番組でも一緒に楽しんだ仲だった。

 釣りには、いつも梅宮の手作り弁当を持って行っていた。梅宮は「おれの弁当が食いたくなったらいつでも言え。すぐ作ってどこでも届けてやるから」と松方さんの遺影に語りかけた。

 35年前に、ロケでアラスカにキングサーモンを釣りに行った時には、4歳下の松方さんが「この違い(年齢差)は、70(歳)過ぎたらくるぜ」と話し、梅宮が「何を言ってやがる。お前より先に死んでたまるか!」とやり返したこともあった。梅宮は「お前の方が先に逝っちまったな…」。軽口をたたきあった友の旅立ちにさみしさを隠しきれなかった。

 松方さんが入院してからは、多くの俳優仲間が面会を断られていた中、梅宮だけは見舞いに訪れることができていた。入院中の松方さんから「退院したら沖縄に行ってリハビリしようぜ」と誘われていたといい、約束が成就しなかったことを悔やんだ。

 来週には松方さんへの思いを胸に、沖縄の宮古島に行くという梅宮。「お前も付いてこい!。もう一度カジキとまぐろの釣り方をきっちりと教え込んでやるから。じゃあ!」。別れの言葉には、これからも心は親友とともにあるという思いが込められていた。