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【英国】保守党の支持率、労働党とほぼ並ぶ 総選挙で過半数割れの可能性も

6/7(水) 11:45配信

NNA

 総選挙の投票日を8日に控え、メイ首相率いる与党・保守党が支持率で最大野党・労働党にほぼ並ばれた。調査会社サーベイション(Survation)が5日公表した最新の世論調査では、両党の支持率はわずか1ポイント差に縮小。保守党が下院で過半数議席を確保できない可能性が強まってきた。
 調査は、民放ITVの委託で今月2~3日に1,103人の有権者を対象に面談方式で実施した。それによると保守党に投票すると答えた人は41.5%と、1週間前の調査から1.6ポイント低下。一方、労働党は40.4%と3.1ポイント上昇した。支持率の差は1週間前の5.8ポイント差から一段と縮小し、接戦の様相となっている。選挙戦序盤の5月初めの同じ調査では約17ポイント差と、保守党の地滑り的勝利が見込まれていた。
 自由民主党の支持率は6%、英国独立党(UKIP)は3%だった。また回答者のうち50%はメイ首相が労働党のコービン党首よりも首相にふさわしいと答えたが、この割合は5月初めに比べて10ポイント低下。逆にコービン党首が首相にふさわしいとの回答は36%と、同期間に15ポイント上昇している。
 今回の調査は3日夜に発生したロンドン中心部のテロの前に実施されたもので、テロが世論にどのような影響を与えるかは不透明だ。ただ労働党は、メイ首相が内相時代に警察官を約2万人削減したことをやり玉にあげて保守党政権に対する批判を強めている。

最終更新:6/7(水) 11:45
NNA