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有力選手に活動費支援 静岡県高体連陸上専門部

6/7(水) 8:48配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県高体連陸上専門部は本年度から、有力選手を強化指定し活動を支援する「プラチナアスリート」制度を開始した。近年、成績が伸び悩む全国総体で入賞者を増やすのが目的。静岡陸上競技協会の強化合宿および強化練習への参加費や活動費、トレーナー費用などを支援する。6日までに20種目25人を指定している。

 指定選手は昨年の自己最高記録が全国高校ランク上位者を中心に、本年度に全国上位の記録を出した選手を選抜。東海総体(16~18日)の優勝者や東海総体終了時に全国高校ランク15位以内の選手も対象になる。

 同専門部によると、事業費は県高体連の運動部活動強化事業補助金などを財源に年間130万円程度を予定。選手1人当たり4万~5万円、リレーチームの場合は10万円程度になるという。

 全国総体の県勢成績は2013年に4種目で優勝するなど、20以上の選手・チームが入賞したが、その後の3年間は優勝がなく、入賞も毎年10選手・チーム程度にとどまっている。例年、秋と冬には静岡陸協の強化委員会が国体強化に向けた練習会などを実施するが、全国高校総体に向けた4~8月は各校が独自に活動してきた。

 同専門部の川口雅司委員長(韮山高教)は「各校が孤軍奮闘している現状に対し、高体連として全体的な後押しができればと考えている。強化指定することで選手の士気を高め、全国総体も『オール静岡』で戦う意識が生まれれば」と制度創設の狙いを話した。

静岡新聞社