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【全仏テニス】錦織84年ぶり4強へ!「冷静に、熱く燃えろ」杉山愛氏がエール

6/7(水) 6:09配信

スポーツ報知

◆テニス4大大会第2戦 全仏オープン (6日、パリ・ローランギャロス)

 【パリ6日=大和田佳世】テニスの4大大会第2戦、全仏オープンで男子シングルス第8シードの錦織圭(27)=日清食品=は、日本男子で佐藤次郎以来84年ぶりの4強入りをかけ、7日の準々決勝で第1シードのアンディ・マリー(30)=英国=と対戦する。元ダブルス世界ランク1位でスポーツ報知評論家の杉山愛氏は、世界ランク1位撃破のポイントに攻撃を仕掛けるタイミングの見極めを挙げた。

 苦戦の末に制した4回戦から一夜明けた6日、通り雨が降り、錦織が練習を予定していたコートは使えなくなった。

 錦織「体は元には戻らないけど、いい状態にしておきたい。一日あればかなり回復する」

 劣勢をはねのけたことで明るさと自信が戻った。会見で笑顔を見せ、メンタル面の変化を明かした。

 錦織「単純ちゃ単純ですけど、今、一番できる最大の努力をコート上で残して終わろう、と第2セットから考えて。まぁ、それを最初からやっとけ、っていう感じはありましたけど」

 杉山氏「久しぶりに気持ちで戦いきった日でした。価値ある勝ち方です」

 日本勢84年ぶりとなる4強入りの前には、王者・マリーが立ちはだかる。昨夏のリオ五輪準決勝ではストレートで完敗。約3週間後の全米オープン準々決勝で再び対戦し、フルセット3時間58分の激闘を制してリベンジしたにもかかわらず「記憶力が悪いので、勝敗も覚えてない」と天然ぶりを発揮した。

 錦織「彼とはいつも長い戦いになる。フリーポイントはくれない選手。自分からポイントを取りにいかないといけない。メンタル的にも、全て準備万端の状態にして臨みたい」

 杉山氏「マリー選手は4回戦でさすがの守備力を見せていました。簡単には決めさせてくれないので、我慢と攻撃のメリハリがより必要になってきます。リスクを負って攻撃する要所の見極めは、気持ちと頭がシャープで冷静じゃないとできないこと。冷静に、熱く燃えてもらいたいです」

 動きが悪く、フォアの力強さを欠いた理由を錦織は「痛みがあった」以外、具体的な言及を避けた。体の不安は頭から消し、1ポイントずつ重ね準決勝進出につなげていく。

最終更新:6/7(水) 6:09
スポーツ報知