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樹木希林、コッポラ夫人の監督デビュー作に共感できず!?

6/7(水) 22:40配信

シネマトゥデイ

 『地獄の黙示録』を手がけた夫フランシスや、『ロスト・イン・トランスレーション』の娘ソフィアらコッポラファミリーを支え、自らもアーティストとして活躍してきたエレノア・コッポラが80歳(現在は81歳)にして長編劇映画デビューした『ボンジュール、アン』の来日記者会見が7日、都内で行われ、エレノアと主演女優のダイアン・レインがそろって来場、花束ゲストで登場した樹木希林との交流に笑顔を見せた。エレノアの来日は、2013年の第26回東京国際映画祭で上映されたソフィアの『ブリングリング』に付き添って以来4年ぶり、ダイアンの来日は15年ぶりとなった。

【他写真】2人に笑顔で花束を渡す樹木

 仕事ばかりで家庭には無頓着な夫を持つ一人の女性が、思いがけないパリへの旅を通して、自分自身を見つめ直すさまを描き出した本作。エレノア自身の体験を基に描き出した人生賛歌となる。まだまだ男性優位なアメリカの映画界で、女性監督、女性が主演の映画を作る意義について「この映画は6年前に企画したんですが、こういう映画にはなかなかお金を出してもらえない。でもこの映画がよくあるような“誰かの妻”と添え物的に描かれるのではなく、女性自身が主役であることに意義がある。こういう映画が成功すれば、そういったことの先例になると思う」とコメント。ダイアンも「アメリカで読んだ記事によると、映画というのはとにかく初週の興行成績がすべてだそう。かつての映画はもっとゆったりとしていたし、こんなにも最初の週末で裁かれることはなかったと思う。だからこそ、自分が観たい映画は、最初の週末にご覧になっていただいて応援してもらいたい」とメッセージを送った。

 そしてこの日は花束ゲストとして女優の樹木も来場。樹木は「カンヌ国際映画祭で監督賞をいただいたソフィアさんのお母さんはどんなたたずまいの方なのかと思っていましたけど、すごいですね。お目にかかれて良かった」と笑顔。一方のダイアンには、「何十年か前に日本で映画に出られたと思いますけど(1992年の『落陽』)、日本はどうですか?」と質問すると、ダイアンは「六本木ヒルズはまだありませんでしたね」と返答するなど、会場は大いに沸いた。

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最終更新:6/7(水) 22:40
シネマトゥデイ

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