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初完封の中日・又吉好調の要因

6/7(水) 16:45配信

東スポWeb

 中日が6日のロッテ戦(ZOZOマリン)に3―0で勝ち、4位に浮上した。立役者は今季から先発に転向した又吉克樹(26)だ。わずか4安打に抑えてプロ初完投初完封で無傷の4勝目をマーク。「前の登板(5月27日のヤクルト戦、ナゴヤドーム)から(中9日)空いていて、その間に若い選手も結果を出していたので負けたくないと思った」。防御率は1・81でセ・リーグトップに躍り出た。

 好調の理由は“中継ぎ降格”への危機感だ。過去3年は中継ぎで毎年60試合以上に登板してきたが、昨シーズン後に先発転向を志願。沖縄での秋季キャンプでは「2000球以上投げて『先発』『先発』と言っていた」(友利投手コーチ)。

 今春のキャンプ、オープン戦では結果を出し続けたが、開幕を迎えるとチーム状況から中継ぎスタート。今季4試合目の登板となった4月13日のヤクルト戦(神宮)で初先発の座をつかんだ。

 先発8試合で6回以上を投げて自責点3以内に抑えるクオリティースタートを7度達成。それでも毎回口にするのは「ラストチャンスと思って投げている」。実際に中9日空いた期間のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では「(先発と中継ぎの)二刀流ですから」(友利コーチ)とブルペンで待機した。これには「左の多い楽天戦よりここ(ロッテ戦)のほうが合うという俺の配慮」(森監督)と中6日で登板可能だった3日の楽天戦(ナゴヤドーム)回避が関係していたが、又吉にしてみれば、またいつ中継ぎに戻るかわからないと実感したに違いない。

 森監督はプロ初完封にも「1人で投げきるのは当たり前だろう。ムダな四球もあった。(二死一塁から四球を出した)9回のあんなのは考えられない」と褒めることなくダメ出し連発。又吉の危機感はまだまだ続きそうだ。

最終更新:6/7(水) 17:09
東スポWeb

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