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中国外貨準備高5月末は3.054兆ドル、予想上回る

6/7(水) 18:05配信

ロイター

[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行は7日、5月末の外貨準備高が前月比240億ドル増の3兆0540億ドルと、7カ月ぶりの高水準になったと発表した。厳重な資本規制策とドル安が資金流出を抑えている。

4月は210億ドル増の3兆0300億ドルだった。

ロイターのエコノミスト予想は100億ドル増の3兆0400億ドルだった。

4カ月連続の増加は2014年6月以来初めて。

コメルツ銀行(シンガポール)のアナリスト、周浩氏は、ここ数カ月で課された国外への資金移動に関する規制強化により、資金流出の抑制が保たれていると指摘した。

キャピタル・エコノミクスのジュリアン・エバンス・プリチャード氏は、人民銀は人民元安を支えるため、18カ月に渡って外貨売りを行ってきたが、5月には再び外貨を少量購入した可能性があると指摘。「資本流出が抑制されたことにより、政策の大幅なシフトが達成された」との見方を示した。

また「(8日に発表予定の)中国貿易収支のわれわれの予想に基づけば、きょうの数値は前月に約100億ドルの資本流出があったことを示している。ただ4月の300億ドルや昨年末の650億ドルからは低下している」と述べた。

5月末の金準備は750億0400万ドルで、4月末の750億1900万ドルから減少した。

*内容を追加しました。

最終更新:6/11(日) 22:43
ロイター