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シンガポールで「宇宙と芸術展」 現代美術家ら「新しい宇宙観」作品も

6/7(水) 17:00配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 シンガポール、マリーナベイサンズのアートサイエンスミュージアム(6 Bayfront Ave, Singapore 018974)で現在、「The Universe and Art(宇宙と芸術展)」が開催されている。(シンガポール経済新聞)

The Universal and Art

「宇宙を通して、私たちはどこから来てどこへ向かうのか」をテーマに、さまざまな可能性を探る同展。東京の森美術館と共催し、古代からの宇宙観や未来へのビジョンを、120以上の芸術作品、科学的資料、写本などを通じてひも解いていく。

 会場では最初に、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教に関連した宗教作品を紹介。続いて、シンガポールでは初となる、天文学者ガリレオ、ケプラー、ニュートン、コペルニクスらによる宇宙に関する貴重な資料を展示する。

 ビョーン・ダーレム、森万里子、ピエール・ユイグ、アンドレアス・グルスキー、ヴォルフガング・ティルマンスさん、杉本博司さん、その他の現代アーティストによる「新しい宇宙観」を表現した作品も紹介。

 ユニークな作品の一つが、「AIBO」をデザインした空山基さんによる「セクシーロボット」。女性の身体美を極限まで理想化したというリアルなロボットフィギュアで、一般的なロボットのイメージにも大きな影響を与えたという。

 「竹取物語」と宇宙の関連性を考える「竹取物語絵巻」など、日本人になじみの深い作品もある。

 展示の最後には、日本の作家・野村仁さんによる「月を材料にして、音符を定義し、それを音楽に変換して奏でる」という作品を展示。撮影された月のクレーターを五線譜に変換し、それぞれが異なる音を奏でるという仕組み。美しい音色を聴きながら、宇宙とアートの関連について思いをはせることができる。

 開催時間は10時~19時。チケットは、大人=17ドル、子ども=12ドル、(他の展示も観賞可能)共通券=38ドル。 7月30日まで。 

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