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マー君、自己ワースト更新の5連敗に「悪い球をとらえられてホームランされている」

6/8(木) 6:04配信

スポーツ報知

◆ヤンキース4―5レッドソックス(7日・ニューヨーク)

 【ニューヨーク=一村 順子】ヤンキースの田中将大投手(28)が、6日(日本時間7日)、本拠のRソックス戦に先発し、4回の2者連続本塁打など計3本塁打を浴びて、5回5失点で降板。自己ワーストを更新する5連敗で今季6敗目(5勝)を喫した。防御率6・55、49失点、48自責点はいずれもリーグワースト。1か月に及ぶエースの長期不振に、ジラルディ監督も当惑ぎみだった。

【写真】巨人球団史上ワーストの12連敗

 プロ生活11年目、最大の不振から抜け出せない。3被本塁打に沈んだ田中は「いい球もあったがミスした球を長打された」と5連敗での6敗目を振り返った。

 3回まで1失点に抑えていたが、4回に悪夢が始まった。先頭ボガーツの四球直後、モアランドに右翼二階席に勝ち越し2ラン。続くラミレスにも一発を浴び、5回にベニンテンディからも被弾して計5失点。リーグワーストの49失点目となって62球で屈辱の降板。ここ5試合で11被弾となった。

 この日の不調の要因は何か。「力みがそう(ミスを長打に)させた部分が多かったと思う。抑えたい気持ちが強くなりすぎて、自分で自分の首を締めてしまった。(2本塁打目はツーシームか?)スプリットがそう見えるのは、ちゃんと変化していないから。スプリットで91マイル(146キロ)が出たのも、やっぱり力んでいる」。フォークを浅く握るスプリットは、フォークに比べて球速は出るが、いつもの田中なら140キロ前後。それが146キロを計時したのは、指に力が入りすぎた証拠だ。今季の完封勝ちを含め通算6勝2敗と好相性の宿敵との首位決戦初戦でその力みが空回りした。

 黒星を重ねる毎に論調が厳しくなる地元メディアも、パニックモードだ。安定していた田中に何が起きたのか。打開策はあるのか。コーチやスコアラーらの情報や分析があって、何故、不振から抜け出せないのか。試合後の監督会見では矢継ぎ早に質問が飛んだが、ジラルディ監督も「球速は落ちていないし、故障のサインはないから更に難しい」と当惑。ローテーションを飛ばす可能性には「過去3年間うちのエースだった。本来の投球が戻るように取り組んでいく」と語った。

 次回登板は11日(日本時間12日)のオリオールズ戦。「登板がどうとかは、自分が決めることじゃない。自分ができることを日々やっていくだけ」と田中。暗いトンネルの出口を信じて、5日後に備える。

 ◆田中に聞く

 ―投球を振り返って

 「いいボールと悪いボールもあったが真ん中、真ん中にミスした球を長打にされている。ロケーション(配球)を改善していかなければいけない」

 ―5回、62球での降板となったが。

 「(交代は)最近こういう投球が続いているし、チームが勝つチャンスを残すにはあそこで代えて、という判断だと思う」

 ―いい球と悪い球との差が激しい?

 「今はそれが多すぎる。感覚としては、悪い球をとらえられてホームランされている」

 ―5連敗の中で、同じ失敗を繰り返している。

 「今日に限っていえば違う形。力み。(それが、今までと違う?)そうですね」

 ◆サンチェスと組んで13発目 田中が5連敗を喫したが、日本人メジャーのワースト記録には04年ドジャース時代の野茂英雄の10連敗がある。この日はサンチェスとバッテリーを組んだが、昨季は46回1/3で防御率1・94、被本塁打は6本だったが、今季は23回1/3で11・57、被本塁打は計17本中13本浴びている(ロマインが捕手の時は防御率3・40で3本)。

最終更新:6/8(木) 8:19
スポーツ報知

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