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聖光学院、打倒仙台育英へ“頭魂”「気持ちを一つに」部員全員で五厘刈り

6/8(木) 7:34配信

スポーツ報知

◆春季高校野球東北大会(8日開幕)

 春季高校野球東北大会(宮城・石巻市民ほか)は8日に開幕する。7日は各球場で公式練習が行われた。聖光学院(福島1位)は、約130人の全部員が頭髪を五厘刈りにし、一丸となって初戦の仙台育英(宮城3位)との2回戦(9日)に挑む。いわき光洋(福島2位)は、高校通算47本塁打の主将・園部佳太遊撃手(3年)が今大会中の区切りの50発到達に意欲をのぞかせた。

 リベンジをかけた一戦へ、心を一つにする。公式練習では聖光学院ナインがそろって丸刈り姿で登場。大声を張り上げ、チームを統率した主将の大平悠斗内野手(3年)は「自分たちは挑戦者。チーム全体で戦います」と強調。昨秋の東北大会準決勝で敗れた仙台育英との初戦に闘志を燃やした。

 身も心も団結している。宮城に出発する前日6日に、大平主将らが音頭を取り、「みんなで五厘刈りにして、気持ちを一つにしよう」と全部員に呼びかけた。練習後に約130人の部員が寮に集まり、各自が持っているバリカン数十個で、大散髪会が開かれた。バリカンだけでは満足できず、カミソリでそり上げたという大平は「お坊さんみたいになりました(笑い)。寝ていると枕が頭に(摩擦で)引っかかる」と、青々とした頭をかいた。

 仙台育英には昨秋だけでなく、今春に行われた練習試合でも4―9で敗れた。「力と力で戦っても勝てない」と、大平主将は相手の強さを改めて痛感。だからこそ「チーム力や泥臭さで勝たないといけない」。散髪会を開いたのは、みんなが同じ丸刈りになることで、その思いを全員で共有するためだ。

 夕食時には見たいテレビ番組を我慢し、仙台育英のセンバツでの試合の映像を見るなど、雪辱への思いを膨らませてきた。「すっきりした状態で、全員で立ち向かっていきます」と大平。昨秋の東北大会を制した“ライオン軍団”を相手に、130人の“五厘軍団”が、全員の力で勝利を目指す。(守田 力)

最終更新:6/9(金) 3:42
スポーツ報知

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