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会津、南会津を統合 2次医療圏

6/7(水) 10:45配信

福島民報

 福島県は次期県医療計画で、現在別になっている会津、南会津の両地域を一つの2次医療圏とする。6日に福島市で開かれた県医療審議会保健医療計画調査部会で第7次県医療計画の方向性を示した。 

■医師確保、救急搬送で連携 リハビリを充実地域包括ケアも 
 2次医療圏は入院医療や専門的な外来診療の充実に向けた施策を考える上での地域の範囲となる。新たに会津、南会津の両地域を一つの医療圏に設定することで、医師確保などを一体で行う体制をつくるほか、救急搬送などで両地域の連携を強化する狙いがある。一方で医療圏内で医師の偏在などの課題が起きないよう引き続きへき地医療対策にも力を入れる。 
 一方、相双医療圏は避難指示区域の解除や復興への取り組みが進んでいる状況を踏まえ、現在の範囲を維持する方向とした。新たな医療圏は第7次県医療計画とともに今年度中に決定する。 
 国の指針によると、人口が20万人未満で他の医療圏に一定数の患者が入院している地域は2次医療圏を見直すのが適切としている。県は昨年度策定した県地域医療構想で既に医療体制などを一体で考えている状況を踏まえ、会津、南会津の両地域を統合すべきと判断した。
 会合では、国の指針に基づき第7次県医療計画に盛り込む取り組みの方向性も示された。 
 脳卒中や心臓の疾患では、患者へのリハビリテーションを充実する。精神疾患に対応した地域包括ケアシステムづくりや地域間での医療機関の連携を強化する。 
 災害時の医療の体制も整える。地震などが発生した際に小児医療を適切に行える体制づくりや拠点となる病院の充実を中心に新たな対策を定める。 

福島民報社

最終更新:6/7(水) 11:34
福島民報