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なぜこんなにも泣ける?Twitterで約35万人の感動を呼んだ“父のお弁当”

6/7(水) 7:10配信

dmenu映画

2016年12月8日。普通の女子高生が投稿したツイートに日本中から感動の声が寄せられました。高校3年生のみどりさんは、父親が高校生活3年間作り続けた最後のお弁当と、そこに添えられた父からの手紙、そして“父親が初めて作ったお弁当”の写真を投稿。出来が悪くても毎日お弁当を食べてくれたみどりさんへの感謝がつづられた手紙に、8万件を超えるリツイートや27万件もの「いいね!」が集まりました。

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そんな実話をもとにした6月10日公開の『パパのお弁当は世界一』では、Twitterの投稿からは見えてこなかった父の努力や娘の想いが綴られています。父のお弁当ひとつで、なぜこんなにも泣けるのか? ここではその理由に迫る感涙ポイントを3つご紹介します。

役作りの必要なし!? 実在の人物と重なる経歴

パパ役を演じる渡辺俊美は、ヒップホップバンド「TOKYO No.1 SOUL SET」での活動の傍ら、自身も高校生の一人息子のために、二日酔いの朝も、早出の朝も、休むことなく3年間、せっせとお弁当を作り続けた経験があります。地方ライブに出れば、その土地のお惣菜ネタを探し、居酒屋では味を盗み、息子のダイエットにも知恵を絞ってきたという渡辺。その弁当作りは話題を呼び、エッセイとして出版され、漫画化、テレビドラマ化もされました。

なんとも涙ぐましい実体験がベースにある渡辺だからこそ演じられたこの役柄。唯一無二のリアルさや、愛情あふれる父親の温かみが映像からにじみ出ているのです。

日々レベルアップ! 悪戦苦闘の弁当作り

卵ひとつ綺麗に割ることすらできない父が、突然、愛妻弁当ならぬ“愛父”弁当を作ることを宣言。職場の同僚からアドバイスを受けたり、夜中に包丁の使い方を勉強したりと、父は慣れない料理に四苦八苦してお弁当作りに挑戦していきます。しかし、女子高生らしからぬ大きなお弁当箱に、地味なおかずが入った“男前弁当”に娘は当然反発。それでも、エプロンを汚しながら、娘のために必死でお弁当を作る姿は微笑ましくもあり、どこかカッコよくもあります。努力を重ねた末に、お弁当が周りに褒められるようになる過程や、娘からの「おいしかったよ」という言葉には、思わずグッときてしまいます。

お弁当を通じて育まれる“親子の絆”

思春期の真っ只中にいる娘とどう接すればいいか、と気を揉んでいる世の父親たちが少なくない中、この作品ではお弁当が父と娘を繋ぐ架け橋のような役割を果たしています。「ありがとう」「ごめんね」「がんばれ」。普段言葉にできないたくさんの想いをお弁当箱の中につめ込んで、親子のふれあいは続いていきます。3年間お弁当を食べてくれた娘への感謝をつづった手書きの手紙は、無償の愛であふれ、感涙を禁じ得ません。

親から子どもへの愛や、子どもから親への感謝の気持ちを改めて思い出させる本作。ぜひ劇場でご覧になる際は、ハンカチの用意をオススメします。

(文/バーババ・サンクレイオ翼)

最終更新:6/7(水) 7:10
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