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妊婦に優しいタクシーに 県が「子育て支援運転手」養成 佐賀

6/7(水) 9:13配信

佐賀新聞

 乳幼児連れの保護者や妊婦らの外出、通院を支えるタクシー運転手の養成を6日、佐賀県が始めた。配慮が行き届くように乗降車時の留意点などを学び、7月21日から県内15社で運行を始める。2018年度までに100人のドライバー養成を目指す。

 全国子育てタクシー協会(事務局・横浜市)が取り組む「子育てタクシー」のサービスを取り入れる。

 乳幼児が保護者と一緒に乗車するケースや、子ども1人での利用、産院へ直行する陣痛時、子どもの夜間診療を想定して対応する。保護者の保育園への迎えが間に合わない場合、代わりに迎えに行き、職場に送り届けるサービスも佐賀県独自で加える。

 6日は神埼市で約40人が講習を受けた。協会の石川治副会長は「大切な子どもをイメージの悪い乗り物には乗せない」と指摘し、利用者目線に立った接客や身だしなみ、安全運転を呼び掛けた。参加した藤尾義利さん(63)=佐賀市=は「業務としてこなすのではなく、未来を担う子どもたちを支えているという意識で臨みたい」と話した。

 車内にはチャイルドシートなども備える。料金は通常のタクシーと変わらないが、コースによって事前の利用登録が必要になる。

 「子育てし大県“さが”プロジェクト」の一環で、県の本年度当初予算には559万円を盛り込んでいる。

最終更新:6/7(水) 9:13
佐賀新聞