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小池都政に初の審判 「東京都議選」のここに注目!

6/7(水) 12:30配信

TOKYO FM+

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組、6月6日(火)の放送ではジャーナリストの鈴木哲夫さんを迎え、気になる都心のテロ対策のこと、そして間近に迫る都議選、さらには停滞している築地移転問題について教えてもらいました。

5月には北朝鮮がミサイルを発射し、今月に入ってもイギリスでテロが相次いだりと何かと問題が続いていますが、日本のテロ対策はどうなっているのか、それは誰もが気になるところ。

都心のテロ対策は基本的に政府と東京都の仕事で、今もオリンピックに向けていろいろとやっているそうですが、これはオープンにしてしまうと情報を敵に教えるようなもの。なので、鈴木さんも「一生懸命やっていますよ」と言うにとどまりましたが、一方でその対策はまだまだ遅れているという意見も。
さらには、そんな状況にも関わらずGWに外遊していた政府に対し、鈴木さんは「危機感を持っているのかが疑わしい」と嘆いていました。

また、北朝鮮の問題に関しては、「私が取材している限りでは、北朝鮮はたぶん本気で(ミサイルを)打ってはこないんじゃないか」と鈴木さん。
ミサイルを発射してしまえば現政権を維持するのは困難になることは確実なだけに、日本の政府高官の間でも5月のミサイル発射は交渉でいい条件を引き出すための脅し・パフォーマンスと見ている人が多いそうです。

そんな鈴木さんが考える理想の安全保障は、軍事的な衝突ではなく対話。そして、同じようにテロ対策もアメリカと一緒になって軍事面を強化するのではなく、日本らしく行なうべきと鈴木さんは言います。

テロの温床のひとつに世界の貧困問題が考えられていますが、鈴木さんはその問題を解決するために日本は動くべきだと熱弁。
軍事ではなく平和的に解決に導く対話のリーダーになってほしいと独自の見解を示しました。

そして、次なる話題は7月の都議選。
先日、小池知事が自民党に離党届を出しましたが、このタイミングが気になるところ。鈴木さん曰く、その理由は都議選対策と危機感の裏返しだとか。

小池さんの支持率は今なお高いにも関わらず、最近は都民ファーストの会の勢いが失速気味。最新の調査では自民党の支持率が伸び1位。都民ファーストの会は2位となっています。
その理由は、都議選の候補者に新人が多いこともありますが、一番は小池さんと都民ファーストの会のイメージが一致していないのが大きいとか。

そして、自民党と対立しながらも、そこに席を残していた小池さんにも一因が。誰もがもやもやしていたその状況を払拭すべく自民党を離脱したと鈴木さんは教えてくれました。

都議選まで約1ヵ月。攻める自民党は“決められない知事”を、一方都民ファーストの会は“議会改革”を争点としているようですが、鈴木さんは「争点は自分の政党に都合のいいことを言っているので、争点こそ投票する人が決めないといけない」と声を大にして言います。

小池さんの言う議会改革やオリンピック、さらには防災やテロ対策、福祉・子育ての問題など、都民は自分なりの争点を見定め、各会派の公約を見て判断すべきだとも。

そんな都議選と大きく関わってくるのが築地移転問題。なかなか進展が見られませんが、鈴木さんは「そろそろ決めるときがきたかな」と言います。そして、そのひとつのきっかけがやはり都議選。

“決められない知事”の汚名を返上すべく、いろいろな問題はあるけれどもここで決められる知事を見せる、決め手は揃っているのでそのタイミングとしては今がベストのようです。

ただ、たとえ移転問題が決着したとしても豊洲の盛り土や瑕疵担保責任など、解明していない問題は山積み。鈴木さんはそこも引き続き注視したいと話していました。

その他にもオリンピックをはじめいろいろな問題がありますが、鈴木さんの話ではやはりターニングポイントは都議選。

そこで大きく流れが変わるとか。場合によっては小池さんが国政政党を目指すのではないか、そう言い出している人が現職の国会議員の中にもいるそうで、「次の展開が見物ですよね」と鈴木さんも今後に注目していました。

(TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」2017年6月6日放送より)

最終更新:6/7(水) 12:30
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