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ホークス柳田、笑撃サヨナラ打 推定飛距離たった10メートル、工藤監督「初めて見た」笑い止まらず

6/7(水) 6:01配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2×-1ヤクルト(6日・ヤフオクドーム)

 145メートル+10メートル=サヨナラ勝ち!! 柳田悠岐外野手(28)が推定飛距離10メートルの「笑撃」の一打だ。延長10回2死三塁で当たり損ねのゴロが、三塁側のファウルラインぎりぎりで止まるサヨナラ内野安打。5回は新外国人ジェンセンが1軍デビュー戦で同145メートルの同点1号ソロ。来日初安打で来日初アーチを記録するなど、「神ってる」2人の2打点で首位楽天に2・5ゲーム差と詰め寄った。

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 ヒーローは全力で一塁を駆け抜けた。振り返るとナインが大笑いしながら駆け寄ってきた。歓喜の輪の中心で、柳田が何とも言えない表情を浮かべる。今季4度目の延長戦にケリをつけたのは衝撃の一発ではなく、“笑撃”の推定飛距離10メートルのサヨナラ内野安打だ。

 推定飛距離145メートルの来日1号を放ったジェンセンとともに上がったお立ち台では少し恥ずかしそうだった。「めちゃくちゃダサい打球だったけど、皆さんの応援でフェアゾーンに止まってくれた。明日はもっとちゃんと打球を飛ばします」と“反省”した。

 延長10回2死三塁。左腕久古に2球で追い込まれたが、3球目のシュートを何とかバットに当てた。「やばいと思った」打球は三塁前へ。高く弾んだ後、今年張り替えた人工芝で急激に勢いを失った打球は三塁側のファウルラインぎりぎりで静止。切れると踏んだ久古は膝から崩れ落ちた。

 「2ストライクから奇跡。ヒットにABCはないんで、結果には大満足」。自身のサヨナラ打は2年ぶり4度目で、本塁打以外では初めて。九州全域が梅雨入りしたこの日、打線にはジメジメムードが漂い始めていたが、飛ばし屋の柳田も「パワーじゃ勝てない」と目を丸くした新助っ人とともに吹き飛ばした。

 延長での殊勲の一打で、連続試合安打は自己最長の「18」に伸びた。「それはたまたま。運がいいとしか言いようがない」。打撃の状態にも手応えはある。「悪くはないかな。しっかり間を取れているときはいい」。球宴ファン投票の中間発表では大谷(日本ハム)をわずか3票差で抑えて、全体トップに躍り出た。

 チームは今季3度目のサヨナラ勝ち。劇的?な結末に工藤監督は「結構長いこと野球をやってるけど、初めて見ました。フフフフフフ…」と笑いが止まらない。今季最多タイの貯金14とし、2週間ぶりに首位楽天とのゲーム差を「2・5」に縮めた。「今日はピッチャーさまさま。明日、あさっては打って投手を助けたい」。野球の神様に愛されているヒーローは約束した。

西日本スポーツ

最終更新:6/7(水) 12:21
西日本スポーツ

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