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1億個の星、本物に近い瞬き再現 さいたまの宇宙劇場、新投影機導入

6/7(水) 10:30配信

埼玉新聞

 JACK大宮ビル3階のさいたま市宇宙劇場(埼玉県さいたま市大宮区錦町)は開館30周年を迎えた4月、これまでの3千倍となる1億個の星が投映できる新プラネタリウム投影機を導入してリニューアルオープンした。より本物に近い色と、美しさで、10万通りの星の瞬きを見ることができるようになり、劇場関係者は「迫力が違う。リピーターにも好評で、子どもや親子連れの方も楽しんでくれています」と話している。

 新たな投影機によって、従来の直径23メートルのドームに映し出される星の数は量質とも各段にレベルアップ。6等星までの約2万6千個だった星は、17・5等星までの約1億個に増え、さらに6・55等星までの9500個の星は固有の色の再現が可能になった。星雲や星団も、8個から約300個に大幅増。市教委は「1個1個の星々まで忠実に再現している」とPRしている。

 プロジェクターとスピーカーも一新。8Kプロジェクター2台でドーム全体に映像を映し出すことができ、静止画中心から動画を使った演出が可能に。8・1インチのスピーカー8台で、臨場感あふれる立体音響も実現している。

 同劇場によると、来場者数は昨年4月の1991人から今年4月は2416人に、5月も昨年の2298人から今年は2663人に増加した。

 30周年を記念し、8月5日午後3時15分から同5時まで、プラネタリウムホールで、国立天文台の縣(あがた)秀彦准教授を講師に招いた講演会を開催する。テーマは「プラネタリウムで日本の星のおはなし」。縣氏は現在、天文情報センター普及室長、天文教育研究会会長も務めている。

 定員250人。往復はがきで受け付ける。応募多数の場合は抽選。宛先は、〒330―0853 さいたま市大宮区錦町682の2、さいたま市宇宙劇場。

 市教委は「目指すのは『宇宙を体感できるプラネタリウム』。宇宙の秘密を知りたくなる工夫を随所に散りばめている」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは、同劇場(電話048・647・0011)へ。

最終更新:6/7(水) 10:30
埼玉新聞