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GW千葉県内宿泊客、震災後最多 観光数減も若者文化人気

6/7(水) 11:00配信

千葉日報オンライン

 千葉県は6日、ゴールデンウイーク(GW、4月28日~5月7日)の県内観光入り込み(抽出調査)を発表し、宿泊客が前年同期比9・9%増で、東日本大震災が起きた2011年に調査を開始して以来、最多となった。後半に5連休があり、宿泊を伴う旅行に適した日並びが追い風になった。

 ただ、前年と比べて、潮干狩りに適さない高潮の日が多かったり、幕張メッセの大規模催事の日数が少なかった影響で、観光客自体は5・3%減少した。

 県観光企画課によると、宿泊客は19施設の延べ数を集計。約7万6800人分の宿泊があり、従来の最多だった15年を超えた。前年比では約7千人増えた。

 地域別の増加数は「南房総」が約3300人で最多。「ベイエリア・東葛飾」は約1700人増、「九十九里」が約1100人増、「北総」も約800人増と、全域で伸びた。

 一方、45カ所の観光・レクリエーション施設への来客状況をまとめた観光客数は、前年比約8万9千人減の約160万4千人。地域別では、メッセのある千葉市を含む「ベイエリア・東葛飾」が8・2%減、潮干狩り場の多い内房地区を含む「南房総」も1・9%減った。「北総」と「九十九里」は8~7%伸びた。

 「北総」は、隣接の「コスプレの館」と併せて外国人観光客らの人気を集めた「房総のむら」(栄町)が寄与。「九十九里」は、公開間近のアニメの原作ドラマのロケ地として注目を集めた「飯岡刑部岬」(旭市)が押し上げ、若者文化の集客効果もうかがえる。