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野馬追武者を写す『幕末風』 ブラウンさんが東京で湿板写真展

6/7(水) 11:02配信

福島民友新聞

 江戸時代末期から明治初期に使われていた湿板(しっぱん)写真の技術で「相馬野馬追」の武者を撮影したエバレット・ケネディ・ブラウンさん(57)=千葉県いすみ市=の写真展「ジャパニーズ・サムライ・ファッション」が6日、東京・スパイラルガーデンで開幕した。
 ブラウンさんは東日本大震災と東京電力福島第1原発事故が発生した2011(平成23)年当時、ドイツの通信社の日本支局長だった。「福島はネガティブなニュースばかりだ。地元で頑張っている人を取材したい」と本県入りしているうちに、相馬野馬追の存在を知った。湿板写真の技術を持つブラウンさんは「被写体として最高」と思うと同時に「サムライの文化が残っているというより現代に『生きている』ことに驚いた」と感じ、魅了された。
 関係者の信頼を得て一昨年11月に撮影を実施。湿板写真は、板に薬品を塗り約30分以内に全ての作業を終えないと失敗してしまう。撮影に許された期間は3日、対象は40人。「時間を考えれば失敗は許されない。1000年に1度の地震・津波、原発事故を経験した人たちを歴史に残そうと、こちらもサムライの気持ちだった」と振り返る。

福島民友新聞

最終更新:6/7(水) 11:02
福島民友新聞

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