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「本来なら逮捕しないケース」 神戸山口組の井上組長逮捕を元ヤクザと元マル暴刑事はどう見る?

6/7(水) 19:00配信

AbemaTIMES

■ネット上では「こんなショボい容疑で逮捕するんだな」との声も

 6日、指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長(68)が携帯電話の詐欺容疑で逮捕された。4年前、神戸市灘区の携帯電話販売店で、自分で使うことを隠し他人名義で機種変更契約をした疑いが持たれている。

 井上組長は1948年生まれの68歳。3代目山口組と2代目松田組の間で起きた大阪戦争にて対立組員2名射殺の首謀者として懲役17年の刑に服した。2015年8月末に6代目山口組から離脱、神戸山口組を結成し、組長になった。その神戸山口組は今年4月に分裂、任侠団体山口組が誕生している。

 警察はこの「3つの山口組」の動向を警戒、先月30日には、神戸山口組の二次団体・山健組の本部に虚偽の申請で健康保険証を騙し取った疑いで家宅捜索を行ったほか、警察庁の坂口正芳長官が5日に開かれた全国の警察本部長を集めた会議で組織の幹部を検挙するよう訓示していた。

 今回ポイントになるのは、井上組長が携帯を別人の名義で機種変更したという、いわば“微罪逮捕“だったという点だ。

 もし一般人であれば、ここまで厳しい取り締まりはされないとの見方もあり、ネット上では「こんなショボい容疑で逮捕するんだな」「どんどん追い込んでいくな!なんか喫煙者みたいだ!」といった声が上がっている。弁護士の田上嘉一氏も「本来なら逮捕はしないケース。携帯会社に実質的な損害もないため、早めに身柄は保釈されると思う」と話す。

 首都大学東京の木村草太教授(憲法学)は「いわゆる暴力団排除条例で構成員の日常生活を制限しているが、平成25年の最高裁判決で、“暴力団の方は公営住宅から出ていってくれ“という請求が合憲だと判断されている。構成員には人権があるけれど、暴力団は暴力的不法行為を助長する団体なので権利を制限しなければいけない理由があるし、抜けようと思えば抜けることもできるというのがその理由。もちろん個別の事例で、この団体を暴力団と認定していいのかという争い方はあるだろうし、あまりにもひどい制限については違憲という判断が出る可能性はある」とした。

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最終更新:6/7(水) 19:00
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